保護された少女は家出していた？TBS社員の誘拐事件に同情の声も

TBS社員の余卿（よ・きょう）容疑者が２日、未成年者誘拐の疑いで静岡県警に逮捕されました。余容疑者は静岡県に住む10代の女子中学生を8月中旬から9月2日まで、未成年と知りながら東京・渋谷区の自宅に連れて行くなどした疑いが持たれています。
しかし、未だ疑問なのが2人の関係。
SNSで知り合ったと言われていますが、仕事熱心だと言われていた余容疑者がなぜ誘拐を？

事の発端は、8月中旬に少女の家族が行方不明届を出したこと。これをうけ捜査員が少女の行方を探していたところ9月2日午前、札幌市北区で少女と一緒にいた余容疑者を発見、現行犯逮捕し少女を保護したのです。
また、少女がTwitterに投稿したことから場所が判明し、発見に至ったと言います。


しかし報道では誘拐と言われていますが、余容疑者の自宅は渋谷区で、北海道まで2人で出かけていたことや2週間近く一緒にいたことから、多くの人が2人の仲を疑問に思ったことでしょう。

その後、少女は家出をしていたことが分かり、余容疑者の自宅に行くことについて少女が同意していたものとみられています。

これにはネット上からも
・「こういうのって女の方も承知の上って事も多いけど、それをダメだよと諭してあげなきゃならないのが大人なんだよなぁ。」
・「罪名としては誘拐なんだろうけど、実際には家出なんやろね」
・「誘拐て書いてあるから監禁してたのかと思ったら二人で北海道旅行エンジョイしてるじゃん」
など誘拐と言う言葉を疑問視する声も上がっていました。

相手が未成年であることを知っていた場合、保護者の承諾がない限り、いくら未成年が承諾していたとしても「未成年者誘拐罪」が成立すると言います。
そのため、いくらSNS上で知り合い意気投合しても断るべきで、親の連絡先を聞いて迎えに来てもらうか、保護者の承諾を取る必要があったのです。
しかし、余容疑者はこんな大きな事件になるなんてそこまで深く考えていなかったのでしょう。今後どのような処分が下るか続報を待ちたいですね。