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【辛い】長期間続く胃腸の不快感→検査しても見つからない隠れた病気とは・・・

2018/08/26 UPDATE
 
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胃もたれ

胃の調子が悪いはずなのに、検査をしても異常が見当たらないと悩んでいるひとはいませんか。

食事をしたら胃もたれをする、あまり食べていないのにお腹いっぱいになってしまう、みぞおちに痛みがある。
こんな症状に悩んでいるとしたら、内視鏡では異常が見つからなくても、隠れた病気があるかもしれません。

生活に支障が出るほどの痛みを伴うわけではないため、我慢してしまうひとは多いとは思います。
ですが、不調が長期間にわたる場合、大きな病気の可能性もありますので、専門医に見てもらうことをおすすめします。

では、具体的にはどのような病気の可能性があるのでしょうか。

機能性ディスペプシア

ある女性は、20年間胃もたれの症状がありました。
それに、半年程度みぞおちの痛みが加わったのです。

しかし、上部消化管の内視鏡検査を受けても、異常は見つかりません。
何もないのならと放置していたのですが、症状が緩和されることはありませんでした。

症状が悪化するため、消化器内科を受診してみると、「機能性ディスペプシア(FD)」であることが分かったのです。

命に影響がある病気ではありませんが、場合によっては生活に支障が乗じることがあります。
内視鏡検査だけでなく、レントゲンでも発見することができないため、みぞおちに症状が出ることで初めて診断することができるのだそうです。

(ここで改ページします)

原因は?

発症には、ストレスや不安が大きく関わっているとされており、自律神経の乱れから、消化した食べ物が胃にとどまってしまいます。
そのため、すぐにお腹がいっぱいになってしまったり、みぞおちに痛みを感じるようになるのです。

他にも遺伝などが原因となる場合があるようです。

1週間の内、1日以上胃もたれなどの症状があり、それが3ヵ月以上続くとFDの疑いがあります。
また、その期間が長引くほど、胃がんや胃潰瘍のリスクが高くなってしまします。

これくらい大丈夫ではなく、病院を受診することが大切です。

予防するためにできること

しかし、FDの難しいところは、通常の検査では病気が見つからないところ。
病気が見過ごされると、症状の改善を求めて、病院を転々としなければならないこともあります。

あらゆる可能性を考え診断をしてくれる医師と、患者の信頼関係が必要になります。
そのため、双方に根気強さが必要になるかもしれません。
FDの診断が出ると、基本的には薬物療法になるため、入院の必要はありません。

一般的な生活習慣病同様、食事や生活習慣の改善が一番の予防になります。
健康的な食生活や規則正しい生活、適度な睡眠などが大切です。

健康は、私たちが当たり前の生活を送るために必要なものです。
それを守るためにも、できることから少しずつ改善していきましょう。

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