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「昔取った杵柄」（むかしとったきねづか）ということわざをご存知でしょうか。
かつて持っていた技術や能力などを再び取り戻すことという意味です。
昔から人気のあったアニメ作品が20年ぶり新作発表というお話です。
不朽の名作『シティーハンター』は、1985年～91年まで週刊少年ジャンプ（集英社）で連載され、コミックだけでなく、アニメやゲーム、実写映画・ドラマなどでファンを楽しませてきました。
その新作アニメが2019年2月に20年ぶりに公開されます。
公開に先駆け、2日に特報映像が解禁されています。アニメ版『シティーハンター』のエンディングテーマだったTM NETWORKの『Get Wild』が流れ、ファンから歓声が上がっています。
北条司の原作で累計発行部数5,000万部の本作は、東京・新宿を舞台に、ボディーガードや探偵業、殺しまで、あらゆる依頼を請け負うスイーパー「シティーハンター」の活躍を描いたハードボイルド・アクションコメディ作品です。
主人公・冴羽リョウは凄腕のスイーパーで、相棒の槇村香と共に数々の事件・騒動を解決していきます。
基本はハードボイルドな展開ながら、美女にすぐ「もっこり」するリョウが香から「100tハンマー」で殴られるなどのコメディ色も強く、多くのファンを虜にしてきました。
『劇場版シティーハンター』は、劇場版としては1990年公開の『ベイシティウォーズ』『百万ドルの陰謀』以来29年ぶり、アニメ作品としては、1999年のテレビ版『緊急生中継！？ 凶悪犯冴羽リョウの最期』以来20年ぶりとなります。
冴羽・神谷明、香・伊倉一恵、野上冴子・一龍斎春水、海坊主・玄田哲章、美樹・小山茉美とアニメ版オリジナルキャストが再結集し声を務めると発表されファンを喜ばせてきた本作ですが、2日には特報映像が公開されました。
これにファンはさらに歓喜しました。
『シティーハンター』の人気は、日本だけではなく韓国や中国、アジア圏にも広がっています。
2011年には韓国で実写ドラマ化されており、中国では2018年12月以降に実写映画が公開予定です。
また、本作と世界観を同じにする「パラレルワールド」作品の『エンジェル・ハート』は、上川隆也主演で2015年に連続ドラマ化されています。
昨今は実写化作品が中心となっていたため、今回の劇場版新作アニメはファンにとって待ち望んだものでしょう。
今風の絵柄は好みが別れるところだろうが、現時点では往年のファンも期待を膨らませる発表が続いています。
本作の公開がますます待ち遠しいに違いありません。
『シティーハンター』は、実写版、パラレルワールド作品など形を変えながら続いていました。
アニメファンとしては、往年の声優が集まる、オリジナル作品として、期待されているようです。
そのため、新作アニメは、20年ぶりですが、久しぶり感はあまり感じられないのではないでしょうか。
それどころか、これを機に、また新たなブレイクの予感がします。
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