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結婚式の際に誓われた愛は、必ずしも永遠のものではありません。
元々他人同士がひとつ屋根の下で暮らすのですから、不満も出れば諍いも生じることでしょう。
お互いに上手くコミュニケーションを取り、伝えることを伝え、適度にガス抜きをできればいいのでしょうが、なかなか難しいこともあります。
そしてすれ違いが増えていくと、不貞行為などといった問題が生じるのです。
今回ご紹介するのは、とあるIT業の夫と営業職の妻のエピソード。
結婚４年めを迎えたふたりですが、ある夜、入浴中の妻の携帯に、妻の友人Aから電話がかかってきたというのが発端です。
夫が妻の友人Aからの電話を受け、入浴中であることを伝えると、電話は切れました。
その後、妻のもう１台の携帯にAからメールが来たのです。
その文面は
「電話したら旦那さんが出たよ。携帯気をつけて」
といったもの。
不審に思って妻の携帯のメールを探ると、どうやら自分以外の男との恋愛相談をAとの間でしていた模様。
恋愛対象の男は、営業関係での取引先。
とりあえず抱かれたら気が済むのでは、というような内容のメールに、肉体関係がまだないことに安堵する反面、もやもやするものも感じたといいます。
夫は妻に対し、事の次第を問い質しました。
妻は正直に話し、自分と別れたいかどうかを逆に聞いてきたのです。
夫は言葉に詰まり、日を改めて話し合うことにしました。
妻は一度実家に帰り、２週間後に話し合うということに。
ただ、妻を焚きつけるかのようなやり取りをしていたAとは連絡を取らないこと、という約束をして。
結局、妻と話し合い、そして浮気しそうになった相手との話し合いを経て、ふたりはやり直すことになったといいます。
妻は夫への愛情はあったのだそうです。
けれども、仕事上の疲れや焚き付けてくる友人といった要素もあり、よろめいてしまったのです。
人の気持ちは移ろいやすいものです。
今回、きちんと話し合いをし、やり直すことを決めたおふたりの対応は、しっかりしたものだったといえるでしょう。
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