いまだに、行方不明者がいるなど甚大な被害になってしまった『平成30年7月豪雨』。
その被害は、想像を絶するような広がりをみせています。
そして、この豪雨でも救助を求める声が、Twitter上に多く投稿されました。
そんな中、災害時に多額の寄付をしたり、ヘリで救援物資を届けたりしている高須クリニックの高須克弥院長に、SOSを求める声が届きました。
しかし、その返事とは…。
いまだに、行方不明者がいるなど甚大な被害になってしまった『平成30年7月豪雨』。
その被害は、想像を絶するような広がりをみせています。
そして、この豪雨でも救助を求める声が、Twitter上に多く投稿されました。
そんな中、災害時に多額の寄付をしたり、ヘリで救援物資を届けたりしている高須クリニックの高須克弥院長に、SOSを求める声が届きました。
しかし、その返事とは…。
何かと話題になる高須院長、「人助けに積極的な高須院長なら助けてくれる」と、Twitter投稿者は思ったのかもしれません。
そして、こんなツイートをして、高須院長に助けを求めました。
@katsuyatakasu 高須先生、お願いします、愛媛県大洲市、西予市、野村町、田舎で小さい町ですがほぼ全域で町が壊滅してます。岡山広島だけじゃないです!陸路がなく報道陣もこれないのであまり取り上げられないです。病院、自宅などに取り残されてます。愛媛県大洲市西予市野村町助けてください!! https://t.co/spErByZQGf
yutao61o フォローする 2018-07-07 20:07:26しかし、高須院長から返ってきた返事はこのようなものでした。
「すでに、自衛隊と消防隊の専門家の出番になっています。私のヘリコプターは現状では足手まといです」とコメント。
きっと、すぐにでも助けたい気持ちがあったはずですが、かえってその行動を勝手にしてしまったら現段階では、専門知識を持つ自衛隊などの邪魔になってしまうため、「ヘリコプターは出せない」と断ったのです。
そして、この背景にはこのようなことが起きています。
被災地の倉敷市では、個人からの支援物資が救助活動などを行う、自衛隊の通行の妨げになるという問題が発生しました。
「助けたい」という気持ちが、逆に邪魔をしてしまったのです。
このことからも現状を踏まえ、高須院長は活動を自粛されたようです。
この高須院長の決断に、多くの人が称賛のコメントを寄せました。
・状況を冷静に判断して決断する。さすが一流の人がいう言葉は重みがある。
・勇気ある判断だと思います。救助を断ることは胸が痛むでしょうが、二次被害を回避するため訓練を受けた自衛隊に任せるのが一番です。
・高須院長の英断を支持します。プロの仕事を邪魔してはいけない。
大きな災害などの被害にあった時、規模が大きければ大きいほど、小さい町などは気づかれず焦ってしまう気持ちはわかります。
しかし、思いつきで自分勝手な行動をすることにより、かえって救助を妨害してしまったり、迷惑をかけてしまうことになるかもしれません。
それには、やはり冷静に考えることです。
今回のように、助けたい気持ちをグッとこらえて、一番力を発揮できる状況を見極める高須院長を見習いたいものですね。
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