九州北部に接近している台風7号は、あす4日(水)は日本海を東よりに進む見込みです。発達のピークは過ぎ、夜までには温帯低気圧に変わる予想ですが、決して油断できない状況です。台風(または温帯低気圧)に向かうように、雨雲の元となる湿った空気が南から続々と流れ込みます。
まず、きょう雨や風が強まっている『九州・中国・四国』は、あす朝にかけても激しい雨が降り、沿岸部を中心に風も強いでしょう。日中は雨も風も収まってきそうです。
そのほかも、ほぼ全国で雨。特に、雨の量が多くなるのは『近畿・東海』です。朝の通勤の時間帯から1時間50ミリの非常に激しい雨の降る所があり、道路が冠水するなど交通に影響がでることも考えられます。また、発達した雨雲が長い時間かかり、災害に繋がるような大雨になる所もある見込みです。
また、きょう前線の影響で大雨となっている北海道は、あすの日中は雨の降り方がいったん落ち着きますが、夜は再び雨脚が強まってくるでしょう。
コメント