現在開催中の2018FIFAワールドカップ・ロシア大会。
連日、何かと話題になっていますが、先日行われた試合で日本代表は、ポーランド代表に1対0で敗北したものの、セネガルとの「フェアプレーポイント差」で、決勝トーナメント進出を決めました。
しかし、その試合の後半でのある出来事に賛否両論が巻き起こっています。
現在開催中の2018FIFAワールドカップ・ロシア大会。
連日、何かと話題になっていますが、先日行われた試合で日本代表は、ポーランド代表に1対0で敗北したものの、セネガルとの「フェアプレーポイント差」で、決勝トーナメント進出を決めました。
しかし、その試合の後半でのある出来事に賛否両論が巻き起こっています。
そのある出来事とは、試合後半での”時間稼ぎのためのパス回しプレー”についてのことで、このことに賛否両論が巻き起こっており、29日放送の『モーニングショー』でも議論されました。
試合の後半、日本代表がボールを持ったまま攻め込まず、試合をやり過ごすようなプレーをしたことについて、解説者の松木安太郎氏は、「この試合においては、ルール上正しい」とコメント。しかし、コメンテーターの玉川徹氏からは、「ネガティブな戦術じゃないですか。はっきり言って積極的な戦術ではないですよね。最後の最後で消極的なことをやるって、いいのか。これは、将来的なことも含めて疑問」とこのように、批判的な意見でした。
あくまでも松木氏は、このことに対しプロフェッショナルとして選択した「戦術」であることを力説しましたが、玉川氏は「どこを目指しているの?」と、やはり納得できない様子。
そんな玉川氏の「ネガティブな戦術」という言葉は、サポーターから反感を買う結果となり、ツイッター上では一時炎上状態になりました。
そんな中、今回の戦術を野球のポピュラーなルールに例えて解説してみせたのが、元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂氏。
「この戦術に、消極的とか積極的とか、僕はないと思ってる。いわば押し引きの、引いたほうなんです。戦術の中での押し引きって十分アリだし、野球で言ったら敬遠策というのがある。『ネガティブ』と言われるのかもしれないが、敬遠も立派なルール。勝つために何でもしていいというわけではないが、これで決勝へ行けるのだから、僕は良かったと思っています」と、今回の戦術を野球の「敬遠策」に例えて解説しました。
そして、この長島一茂氏のシンプルで分かりやすい解説には、視聴者から多くの反響が寄せられており、玉川氏の意見に炎上する中、こちらの意見には「正論」や「良いこと言った」と賞賛する声が寄せられました。
野球のことしかわからない、語らない長嶋一茂氏。
そんな彼なのでコメンテーターとして出演しながらも、他の話題のコメントは的外れだったりしますが、今回のこの意見については、意外な展開で彼らしい野球に例えわかりやすく、何より一様に納得するようなコメントでした。
そして、やはりネットでもこの意見を「正論」とする声が多く、多数の視聴者が腑に落ちたようです。
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