この日は、不祥事を起こした山口達也(46)がTOKIOを脱退して、初となる放送でした。
番組の終盤、城島茂(47)と国分太一(43)が、番組スタッフを交えて会議を行うシーンがオンエアされ、 これまで山口が担当してきた「福島DASH村」での米作り企画をどうするのかを話し合う中で、城島は「(福島での米作りに関しては)テレビとかDASHとか超えた部分はぶっちゃけある」「(米に)罪はないような気がするんですよ」と発言しました。
その会議の後、城島は一人で福島を訪問し、これまでTOKIOと一緒に長年米作りに協力してくれた農家の皆さんと再会を果たします。
農家の一人の三瓶専次郎さんから、「明雄さんいたら“この大馬鹿者”って言われたかもしんねぇな」と、生前TOKIOに農業を教えてくれた三瓶明雄さんの名前が出ると、城島はこらえきれずに涙を流しました。
「三瓶明雄さん」とは、福島県双葉郡浪江町に暮らし、約20年かけて一帯の開墾を行った開拓農民でした。
「DASH村」の始動にあたり、農業協同組合より農業指導員として紹介を受けました。
番組内においてTOKIOのメンバーとともに農作業や動物の飼育、建築作業などを行っていました。
TOKIOのメンバーとも公私に渡る交流を持っていたため、視聴者からも「六人目のTOKIO」と称され親しまれました。
2014年6月6日、急性骨髄性白血病により84歳で死去されました。
続けて専次郎さんは、
「今まで津島(DASH村)で十何年もやって、震災のときも、原発事故でも(TOKIOと)一緒に逃げて、一緒にここまで苦労して(米作りを)やってきた」
「ここで終わらせない。またみんなで、一緒にあの米を育てていく」
と発言します。
それが自分たち農家の総意だと伝えると、城島は号泣して頭を下げたのでした。
ここで番組は終了し、その直後に次回予告が流れたが、唐突に海外の街並みが登場します。
その後、街行く外国人にまぎれ、帽子をかぶって歩く長瀬の姿が映し出され、「新たな挑戦」「長瀬は…インドへ」というテロップが表示されました。
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