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川田広樹「急性肺血栓症(エコノミークラス症候群)」で緊急休養!原因や予防法は?

ガレッジセールの川田広樹が「急性肺血栓症(エコノミークラス症候群)」で緊急休養することがわかった!その原因や治療法は?
2018/06/08 UPDATE
 
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ガレッジセールの川田広樹が「急性肺血栓症」で休養発表

7日、ガレッジセール・川田広樹が、急性肺塞栓症(そくせんしょう)の治療のため、芸能活動を一時休養することを、所属事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーがFAXで報告した。



 急性肺塞栓症とは、心臓から肺に血液を送る肺動脈に血栓が詰まることで起こる症状。川田は数日前から体調不良を訴え、5日に心臓カテーテル検査と心臓CT検査などの精密検査を大阪市内の病院で受け、病名が判明した。



 川田といえば、『水10!ワンナイR&R』(フジテレビ系)のコントで、相方・ゴリが扮した“ゴリエ”が思いを寄せる“川ちゃん”を演じ、お茶の間の人気者となった。その他にも『笑っていいとも!』(同局)といった怪物番組など、数多くのレギュラー番組を持つ売れっ子芸人だったが、ここ最近はテレビの露出が少なく、ファンたちの間で心配の声が上がっていた。

急性肺血栓症(エコノミークラス症候群)とは?


飛行機で長時間旅行したあと、飛行機を降りて歩き始めたとたん、急に呼吸困難やショックを起こし、ときには亡くなることもある-。これが「エコノミークラス症候群」と呼ばれる病気の典型的なケースです。



最近テレビや新聞などで、これまで健康だった人が突然死を起こす病気の一つとして時々取り上げられていますので、この病気の名前を聞いたことがある方も多いと思います。


飛行機のエコノミークラスで旅行すると、長時間狭い椅子に座ったままの状態を強いられることが多く、足の血液の流れが悪くなり、静脈の中に血の塊(静脈血栓)ができることがあります。



この静脈血栓は歩行などをきっかけに足の血管から離れ、血液の流れに乗って肺に到着し、肺の動脈を閉塞してしまいます。これがエコノミークラス症候群です。怖い病気として1980年~1990年ごろから有名になりました。

急性肺血栓症(エコノミークラス症候群)の原因は?

原因

じっと足を動かさない、足を曲げたままでじっとする


これはエコノミー症候群とも言われ航空機の座席でじっと座り続け足の静脈内の血液の流れが悪くなり、血液が固まることにより起こるものです。


同じように長期運転、病気、手術、怪我による長期寝たきりなどでも起こる危険性があると言われています。肥満の方にも多いといわれています。



血栓ができやすい状態

脱水、血液の病気、悪性腫瘍、手術後など血液そのものの異常で固まりやすくなり足の静脈に血栓ができて肺梗塞になります。


そのほか避妊薬服用、妊娠出産でも血液が固まりやすくなり、肺梗塞になりやすいと言われています。
骨折、整形外科手術後は特に足を動かさずに安静にすることもあり、肺梗塞になりやすいと言われています。

急性肺血栓症(エコノミークラス症候群)予防は?

エコノミークラス症候群の予防法は航空機で長時間の旅行中、十分な水分を摂取する一方、脱水を招くアルコールやコーヒーを控えること足を上下に動かすなど適度な運動を行うこと、とされています。


席から出にくく、トイレに立つのもおっくうになりやすい窓側より、すぐに立って歩ける通路側の席にするのも予防のこつです。


現在、医療の現場で急性肺血栓塞栓症について一番問題となっているのは、手術やカテーテルなど医療行為に関連して発症する急性肺血栓塞栓症をいかに予防するか、ということです。


日本での術後の急性肺血栓塞栓症の発症頻度は、調査によっていろいろですが、全手術例の0.03~0.09%程度とされ、産科や整形外科手術で比較的多い傾向がみられます。また術後の急性肺血栓塞栓症は死亡率が高い(30%程度)とされています。



そこで最近、予定される手術内容と患者さんの持つ危険因子を総合して、静脈血栓塞栓症が生じる可能性をランク付けし、それに応じた治療法を選択する「予防ガイドライン」が発表されました。これから手術を受ける方は、担当医とよく相談してどのような対策を行うか決めることが重要となってきました。



急性肺血栓塞栓症は、飛行機中で血栓ができるエコノミークラス症候群がよく知られてきましたが、実は地上でも、とくに医療の場でも起こりうることがわかってきました。いったん起こると怖い病気ですから、予防のための知識を一般の方も十分に心得ていただきたいものです。

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