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フランス医療機関が問題に!悶絶する女性に、オペレーターが言った言葉が酷過ぎる!!

2018/05/20 UPDATE
 
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救急車の在り方

今、救急車の在り方について問題になっています。

それは救急車の要請について、皆さんはどのような時に、救急車を呼びますか。

やはり急を要する事態と思いますが、最近ではむやみに要請し、中にはタクシーがわりに利用しようとする人もいるそうです。

日本では、救急車を呼んでも利用料金は発生しませんが、海外などでは有料システムになっているところもあるそうです。

そんな中、先日フランスでひどい腹痛に苦しみながら救急車を呼ぼうと緊急通報した女性が、救急医療オペレーターに相手にされず、数時間後に死亡していたことが分かり、国民の間に非難が広がっています。

「誰でもいつかは死ぬもの」

ナオミ・ムセンガさん(当時22)は昨年12月29日、救急通報ダイヤルに電話し、その深刻な腹痛を訴えました。

通報を受信した女性オペレーターとの3分間の電話記録の中で、ムセンガさんはかろうじて聞き取れる小さな声で「体中が痛い」「もう死にそう……」などと話しています。

ところが女性オペレーターは、「そのとおり、あなたは死ぬでしょう。皆と同じく、いつの日か」と応答し、さらにこのオペレーターは同僚と一緒になって、ムセンガさんの訴えをからかった後、医師に電話して往診を頼むよう告げました。

こんなひどい扱いをされ、苦しんでいたムセンガさんは一人暮らしだったため、誰にも助けを呼べずこの5時間後、最後の力を振り絞って、再び救急ダイヤルに電話し、そこでようやく救急車が手配され、ムセンガさんは東部ストラスブールの病院に搬送されましたが、到着後まもなく心臓発作で死亡しました。

検視解剖でムセンガさんは、多臓器不全を起こしていたことが明らかになりました。

この問題のオペレーターは停職処分を受け、さらに「危機にある人を助けなかった容疑」で訴追される可能性があるといいます。

(ここで改ページします)

問題視

なぜ、このような事態になったのでしょうか。

フランスでは100件の救急要請のうち、本当に急を要するのは10~20件。

ほかは、酔っ払いや誰かと話したいだけの人などと言われています。

しかし今回の騒動を受け、フランスの医療事情が問題視されています。

フランスではここ数週間にわたり病床不足で、患者が廊下で寝ることを余儀なくされているといい、医師や看護師などが医療現場の負担を政府に抗議しています。

ムセンガさんの姉妹、ルワンジュさんは「人として、どうして今にも死にそうな人にこんなことが言えるのか、疑問に思わざるを得ない」と語りました。

ムセンガさんの死を受け、フランスでは医療保険制度に割く、予算と資源を増やすよう求める声が再び高まっています。

何か問題が起こらないと、対応できないのはどの国や機関も同じですよね。

一日も早く、このような問題が解決されることを願います。

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