新聞社に勤める山岡士郎と栗田ゆう子を主人公に、食に関する騒動を描く日本を代表するグルメ漫画『美味しんぼ』。
美食家・海原雄山との出会いから、士郎が雄山の実の息子と判明し、父子は母親の死をめぐる確執から絶縁しており、偶然顔を合わせるたびに、意地を張り合い料理対決することになる内容ですが、その他にも魅力的なキャラクターが多数登場し、どの人物も食に対する意識が半端ないため一般的に見て「これはないだろ…」と思うシーンもいくつかありました。
中には飯のために犯罪に手を染めることも…。
新聞社に勤める山岡士郎と栗田ゆう子を主人公に、食に関する騒動を描く日本を代表するグルメ漫画『美味しんぼ』。
美食家・海原雄山との出会いから、士郎が雄山の実の息子と判明し、父子は母親の死をめぐる確執から絶縁しており、偶然顔を合わせるたびに、意地を張り合い料理対決することになる内容ですが、その他にも魅力的なキャラクターが多数登場し、どの人物も食に対する意識が半端ないため一般的に見て「これはないだろ…」と思うシーンもいくつかありました。
中には飯のために犯罪に手を染めることも…。
第3位・屋台の無許可営業
第5話での「そばツユの深味」に登場する屋台そばの店主・花川は、そばが好きすぎて届け出が受理されないうちに、銀座に屋台を出し、無許可営業を行っていました。
そんな中、山岡と栗田がそばを食べているときに警察にバレてしまい、そのまま撤去されるかと思いきや、そば好きの中松警部によってもみ消されるという結果になりました。
第2位・銃刀法違反と器物損壊と暴行
第7話では「炭火の魔力」に登場するうなぎ職人・金三は、自身が勤めるうなぎ屋の先代社長が亡くなり、社長が代わって炭火焼きからガス焼きに変えたことに激怒し、酔ってショーウインドーのガラスを破壊。
さらに野次馬に絡み、刃渡りの長いうなぎ用の包丁をさらしに巻いただけで持つという、犯罪行為を行ってしまう。
ここまでくると、もう逮捕間違いなしですが…うなぎ好きの中松警部によってまたもみ消されるという、もうめちゃくちゃな結果となります。
第1位・50㎞以上のスピード違反
第18話の「鮮度とスピード」で主人公の山岡史郎は、お世話になった窯炊き職人・本村が引退するパーティーで、提供される牡蠣の鮮度が落ち、味が悪くなっていることに気づく。
そこでバイク乗り『サンダーボルツ』メンバーに、牡蠣の産地である志摩半島へ連れて行ってもらうことになりますが、パーティーに間に合わせるために、なんと時速200㎞以上のスピードを出して走行。
これには完全なアウト!
一発で免停になってもおかしくないレベルの危険運転ですが、またもや中松警部によってもみ消されるという、ヤバすぎる結果になっています。
この内容を見ただけでも、いくらアニメとはいえヤバいでしょう。
他にも現代では絶対放送できないレベルの発言や、行為をしている美味しんぼの登場人物、その中でもやはりズバ抜けてヤバいのが、すべて登場したこの方中松警部。
紹介したエピソードの他にも、彼がもみ消した犯罪行為は山ほどあります。
ですが、警察官を続けられるのはバックに、海原雄山などの大物が多数存在するからなのでしょう。
そのへんのうやむやさは、現代社会にも通じるところがありますね。
究極の食のために、犯罪行為までしている美味しんぼ。
そんな深い闇を感じながらまた観てみると、面白さも倍増します。
ぜひ、このエピソードが気になった方は、美味しんぼをチェックしてみてくださいね。
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