埋めがてらに10年ほど前の弟の離婚時の話を。
離婚原因は弟嫁のヒステリーに
弟が参ってしまった事。
弟と元弟嫁は職場で知り合って
交際2年で結婚したんだけど、
交際期間中は多少拗ねることは
あっても物や人に攻撃することがな
かったから弟も私たち家族も気がつかなかった。
埋めがてらに10年ほど前の弟の離婚時の話を。
離婚原因は弟嫁のヒステリーに
弟が参ってしまった事。
弟と元弟嫁は職場で知り合って
交際2年で結婚したんだけど、
交際期間中は多少拗ねることは
あっても物や人に攻撃することがな
かったから弟も私たち家族も気がつかなかった。
気に入らない事があると物を投げつけたり、
喚き散らしたり、
服やカーテンを切り裂くなど。
離婚時に相手の親御さんから
学生の頃から弟嫁の妹が髪を切られたり、
学生鞄を投げつけられ顔に
角が直撃して前歯がオれたとかあったと
衝撃的な話を聞いてびっくり。
大人になって落ち着いたと
思っていたのにとがっくりしてた。
弟が残業で遅くなると電話に出ない。
あわてて帰宅したら
玄関ドアのチェーンを外さない。
なだめすかして開けてもらっても
一切口をきかない。
台所の三角コーナーには
「ムカついたから捨てました!」と
言わんばかりにオカズが捨ててある。
口をきかない段階はまだ序盤にすぎず、
仕事と弟嫁の仕打ちに疲れきって黙った弟に
「なんでもっとちゃんと謝らない?」
とヒステリー開始。
翌日も仕事なのに、
食事もないし風呂やトイレに行こうとすると
逃げるなと喚きだす。
気がついたらキッチンのテーブルに
突っ伏して寝てて
目が覚めたら出勤の時間だったと
いうことが何度も。
弟嫁はいつの間にか寝室でグースカ。
職場でふらついて
尻餅をついてしまった弟を心配した
上司や同僚が早退しろと進めてくれて、
その足で実家に帰ってきた。
私も親から呼ばれて
一緒に話を聞いていたんだけど、
その時は弟はまだ結婚して
1年ちょっとだから離婚を決心できない、
弟嫁が改心するなら
もう一度頑張ってみたいと言っていた。
なので話し合いをしようと弟の家に私が出向いた。
弟嫁のご両親も呼んだんだけど
「そちらでよく話し合って…」と消極的。
そのときはまだ嫁実家でも
手に余る人とは知らなかった。
結局、私と弟嫁が1対1で話しあった。
初めのうちは
「私だけが悪いんですか?嫁いびりですか?
お義姉さんと話させるとか弟君卑怯ですよね?」
って反論してきたので、
このままじゃ修復できなくなるよ?
離婚になっちゃうよ?と言うと
「反省してます」ってしおらしくなった。
一緒に働いていたんだから、
弟の仕事わかるでしょ?
一人で家にいると寂しくて不安になるのもわかるけど、
限度があるよね?みたいな話をした。
最後は弟嫁は泣きながら
「頑張ります」って言ってくれていたので、
弟もその場に呼んで仲直りして
丸く収まったかに思えた。が、
半年もたなかった。
離婚の話し合いの時に
「私だけの努力が足りなかった訳じゃない!
弟の努力が足りないのが一番悪いんでしょ!
それにお義姉さんも悪い!
もっと私にわかるように、
あの時言わなかった!
努力が足りない!
みんな努力が足りない。
私一人のせいじゃないのに!みんな酷い!」
ってテーブルの上の離婚届を
バンバン叩いてわあわあ泣いてた。
弟嫁のお母さんもうちの家族も
誰も慰めずに眺めていたら、書けばいいんでしょ!
って判読できないような字で
なぐり書きして離婚届け破れた。
それを見た弟嫁のお母さんが
「最後の最後までみっともない真似を!」って
平手でバシーン!みんな○ねばいい!
とか突っ伏して大泣き。
念のためにもらっておいた
予備の用紙にちゃんと記入してもらって、
離婚となりました。
離婚後は弟嫁実家からも同居拒否されたらしく、
心入れ替えます。
復縁してくださいって
メールが来てて弟は返信せず携帯買い換えた。
前にもどこかで別の話を
書いたことがあるかもしれないが、
嫁さんが美人過ぎて色々危ないことになった。
嫁さんがとある病院に検診に行った際、
半日かけて病院内をまわって
診察を受ける形式の検診だったんだが、
どうもその際に院内にいた医師に惚れこまれた。
道端を歩いていても
後をついてこられたことのある嫁だったから、
そんな話はまあよくある話なんだが、
この医師、こともあろうに
カルテを見て名前・住所・電話番号を調べやがった。
保険証関連記載から既婚者であることと、
おれの会社もあらかた知られた。
嫁さんは確かに惚れられることが多かったが、
たいていは既婚者という点で脱落する。
これはマトモな人間の証拠だな。
既婚者でも言い寄ってくるのが
それでも何割かはいる。
こうなるとモラルのないやつだからやり方もおかしい。
この医師に至っては、調べ方がそもそもおかしいし、
なぜか過剰に自分に自信があるらしく、
後に話を聞く機会があった際に聞いたところだと、
おれの勤め先を知って楽勝だと思ったそうだ。
その数日後から日中、
直接自宅に来るようになった。
曰く、薬の渡し間違いがあった、という名目。
普通に考えればどう聞いたっておかしな話だが、
病院で検査を受けたその直後で
結果待ちだったのと、相手が医師であったことで、
嫁は瞬時に正しい判断ができなかったそうだ。
薬の話で、
長くなると言われて家にあげてしまった。
夏場で、窓もあけていたし、
家中を開放的にしてあったせいもあり、
危機感が薄れたのもあると思う。
これは、おれが帰宅してから感じたことだが、
カーテンも窓も空気の入れ替えで
ちょうど開いてたんだよな。
襲われそうになって初めて嫁は
医師に対して猛攻撃を仕掛けて逃げ切った。
特に武術を習っていたというわけではないが、
火事場の馬鹿力、
あとは修羅場慣れもあると思う。
修羅場に慣れているなら警戒しろとも思うが。
なんにせよ助かった。
近所の神社まで逃げ即座に携帯から通報、
医師は逃げたがすぐに御用。
医師がトラブルを起こすと、
一応病院の弁護士が立つんだな。
病院としては
おそらく医師の言い分を鵜呑みにしてか、
もう少し軽い問題だと思っていたらしいが、
職務中にカルテを見て
家まで来たりと非常にヤバイ話だと判断したらしく、
途中から弁護士が変わった。
こちらも、嫁が迂闊だった部分もあり、
変に誤解を招きたくなかったので
大事にはせず、
示談で終わらせたのであまり深くは知らん。
病院を停職されたことと
病院と医師からの慰謝料だけは支払われた。
おれは裁判とか弁護士が関わる話ってあ
まりわからないんだが、示談金っていうのは、
「口止め料・詮索をするな」という
意味合いの金でもあるんだな。
なんにせよ、
嫁さんは一部の女性から
敵視されることもあったため、
あまり大事にはせず、
なにごともなかったかのように近所には
振舞うことには成功したので、
おれとしてはそれで充分だ。
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