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隠し念仏が不気味すぎる…なんでも今でも行なっているのだとか…

2018/05/03 UPDATE
 
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隠し念仏とは?

隠し念仏は東北に今でも現存している信仰です。

元を辿ると、浄土真宗から発した一派だったのでしたが、主流である本願寺から異端とされてしまい処刑に近い弾圧が加わってしまったため隠れて信仰するようになりました。

現在も少なからず存在している

明治に入ると数は大きく減少しましたが、岩手を中心とした東北地方には少なからず存在しています。

隠し念仏は秘密結社側面を持っているため入信儀式が特徴的です。

それが「オトリアゲ」という儀式。

地域によってはかなりやり方が違うと言われています。

入信者は導師の家に出向き、仏間にて「南無阿弥陀仏」「助けたまえ、助けたまえ」と唱え続ける。もちろん次第に疲れ、息苦しくなっていくが、長時間に渡ってこの唱和を続けなくてはならない。そのうちに頭がぼうっとし、意識が飛ぶ、トランスのような状態になる。

 そこで導師が「助けたっ」と叫ぶと、鏡による反射光を入信者の口に照らす。仏が入信者の体内に入ったという象徴だ。儀式が終わると、導師からは「ここであったことを他人に喋ってはならない。もし他言すれば地獄に堕ちる」と厳命を受ける。

 このオトリアゲ、はじめのうちは成人の入信者に限定され、厳粛かつ秘密裏に行われたようだ。しかし時代がくだると、信者に生まれた赤ん坊にも「オモトヅケ」という簡単な儀式をするようになった。その子が六~十二歳あたりになると「オトリアゲ」を改めて行う。
出典: tablo.jp

まとめ

隠れて行うことが習慣となってしまった隠れ念仏。

元々は同じ流派だったのに異端とされてしまい隠れて信仰することしかできなくなってしまいました。

そんな歴史を残すために今でも行われているのでしょう。

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