復讐なんだかちょっとした仕返しか曖昧だけど投下
かなり昔のお話
新入社員として入社し同期で入った仲が良い子が居た。
趣味の話もあって、同期で年も一緒で会社の人も
「仲が良い」と口を揃えて言うほどだった。
入社して1年経った辺りで部署を異動しないかという話をされ、
私とその子二人とも…という話で何個か部署を提示された。
その中で良さげな部署を選び、
その仲が良い子(以下A子)も一緒の部署にするということだった。
ここまで前提。
その部署に移って3ヶ月ほどで私は病気をしてしまった
当時は一晩入院し通院しながらで仕事には勿論行けず
会社的には残って欲しいと言われたが
身体がいつ良くなるか分からないので退職ということになった。
その後A子にメールで「退職になった」という事と
部署移ったのに一緒に頑張れなくてごめんという連絡をした
すると「わざわざ一緒に移ったのに…」みたいなメールがやってきた、
つまりは相談して辞めて欲しかったようだが
こっちは自分に必タヒで構っていられない。
再度「申し訳ありません」と送ると
そっけなく「りょうかい」とひらがなで三日後ぐらいにメール届いた。
当時はショックだったが、
そんぐらいの子だったんだと言い聞かせ泣き寝入りした。
時は流れて最近、私はデパートの化粧売場の店員になっていた。
するとA子がお客としてやってきた。
当時は太ってて引っ込み思案だった私だが
病気になって痩せて綺麗になろうと思って入った化粧品の
会社だったので私が声をかけてもA子は気付かず。
私「○○会社の同期の私だよ!久しぶり!当時はごめんね」
というとようやく気付いたらしい。
A子は化粧品が大好きだ、今まで何故会わなかったのか
今となっては不思議だが話をしてると今もあの会社にいるらしい。
A子「あなたが辞めたあと、私は穴を埋めて出世した」
「化粧で人って変わるのね」
「良い年なのにチャラチャラして」
と散々言って最後は「もうこのデパートなんか来るか!」と
ヒステリックに叫びながら去っていった。
先輩に大丈夫?と声を掛けられあの人声掛けないとずっと居座し、
声掛けてもサンプル貰っていくだけで買いに来ないし
私達が化粧をしても「厚い化粧は嫌なの!」って
うるさかったのよ~と話をされた。
他のショップの店員も同じようなことを言っていたから
他でも同じようなことをしてて困っていたらしく
助かったと言われた。(なにもしてないけど)
とりあえず当時同じ会社でいまだに連絡をとっている子に
A子に会ったというと、真相は色々違っていたようだった。
当時私が辞めたあと、私のことを散々ディスって、
貶し続けたA子は社内で浮き気味に。
そして若くて化粧品が好きなわりには
「厚い化粧=悪」という考えで薄化粧主義なA子は
新しく入ってきた子に化粧品の話や厚い化粧は悪よ!
と言いまくり、段々お局となり今や会社で疎まれているとのことだった。
出典: googirl.jp
しかもお菓子が好きで
3食ケーキだったA子はどんどん太っていき
それでも当時の薄化粧、若い子の服装、
自分語りを辞めず孤独だということを教えて貰った。
そんな状態で今の私に会ったから、
そんな事になったんじゃないかと言うことだった。
よくA子だって分かったねと言われたが、
たまたまかばんに社員証が見えて私も気付いただけで
見えなかったら私も気付かなかったと思う。
別に私がなにした訳じゃないが、
復讐というか当時の憂さ晴らしが出来たというお話。
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