2016年リオパラリンピックの水泳日本代表、一ノ瀬メイ選手(近畿大学 水上競技部所属)が、『人生が変わる1分間の深イイ話』に出演した際に、「障がい者」の表記について言及したことが反響を呼びました。
彼女は、イギリス人の父親を持つハーフで番組内では、彼女の紹介と共にストイックに練習に打ち込む姿がありました。
そんな一ノ瀬メイ選手が持ち続ける、「日本の障害者に対する考えを変えたい」の思いが語られ、多くの人に共感されています。
2016年リオパラリンピックの水泳日本代表、一ノ瀬メイ選手(近畿大学 水上競技部所属)が、『人生が変わる1分間の深イイ話』に出演した際に、「障がい者」の表記について言及したことが反響を呼びました。
彼女は、イギリス人の父親を持つハーフで番組内では、彼女の紹介と共にストイックに練習に打ち込む姿がありました。
そんな一ノ瀬メイ選手が持ち続ける、「日本の障害者に対する考えを変えたい」の思いが語られ、多くの人に共感されています。
彼女は、自身が9歳の時にあった出来事を明かしました。
それはスイミングスクールに入会しようとしたところ、断られたそうです。
理由は彼女の片腕がないからというもの…。
その後、父親の実家があるイギリスに1年間留学した彼女ですが、そこでは日本とは全く違う対応で、即入会OKだったとの事。
この出来事が、彼女にとってずっと疑問に思っていた「日本の障害者に対する考え」を変えたいと、強く思うきっかけになったといいます。
確かに、日本の場合は何かと”協調性”というものを大事にしていて、少しでも目立つような姿ならば排除されてしまいがちです。
個性を大切にしましょうなどと言っていても、結局ぶっ飛んだ人がいれば、見て見ぬふりをするか、みんなと同じようにしてくださいと忠告されてしまいます。
さらに彼女は、障害者の表記についても、このように言及しました。
“障害者”を“障がい者”にしないでほしいというもの。
自身の経験からも、このことは数多くあり、控え室などに表記してある「障害」を「障がい」と、ひらがな表記する風潮について持論を展開しました。
「障害の害が、ひらがななのが嫌い。”害”だからこれはマズイと思い、ひらがなにしているようですが、私からしたら腕がないことが障害ではなく、そんな風に思う社会が害。勝手に忖度して、ひらがなに直して消さないで欲しい」と彼女はコメントしました。
これを聞いた人たちは、彼女の意見に賛同し様々なコメントを寄せました。
昨日の深イイ話での一ノ瀬メイさんの「害という字が良くないからって障がいと平仮名で表記されることがあるけど、私にとっては自分が害ではなく社会が害だから勝手に変えないでほしい」という主張は至極真っ当で、障害を持った人がいるのではなく社会が障害を作っているという認識がもっと広まるべき
YPFiGtH フォローする 2016-11-29 13:22:19自分も平仮名表記にしてたな…。
「障害者は”害”ではないから」という考えを聞いてたから。
でも、一ノ瀬さんのお言葉を聞いて、この社会(障害者をうまく受け入れられない社会)の方が”障害”という考えに、確かにそうだな…と思いました。ちょっと考え方を改めようと思います。(´・Д・)」
確かに、このようなことは当事者だからこその意見、なかなか気づかないことですし、むしろその方を思っての配慮が、まさかの余計なお世話な結末になっているようですね。
そして彼女は、なぜメディアに積極的に出続けるのかその理由について、「腕が短い人を見かけた時『うわ、あの人腕がない』という一言が、『あの人、こないだテレビで見たメイちゃんみたい』に変わるだけで、全然変わってくる」と語りました。
同じ境遇で悩む子ども達に、自分の存在を知って励みにしてほしい。
そんな優しい思いが込められています。
そして、一ノ瀬メイ選手が明かしたこの考えには、多くの人が感銘を受けました。
彼女の優しい気持ちで、今の日本の社会の考え方が少しでも変化し、障害ではなく個性として思えるようになるといいですね。
手が短い子を見た時に、メイちゃんみたいだね!と言う社会。。いいなぁ
umumeayumi フォローする 2016-11-28 22:30:51
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