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コンビニエンスストアというのは、実に便利（コンビニエンス）なものですよね。
多くの店が２４時間利用でき、飲食物や文具、嗜好品、書籍など生活必需品にとどまらず様々な品物が取り揃えてあります。
公共料金の支払いから荷物の受け取りに至るまで、多くのサービスも実施しています。
コンビニさえあれば何とかなってしまう、というくらいです。
ところが、いくら便利なコンビニでも、好き勝手なことができるというわけではありません。
今回ご紹介するのは、とあるコンビニのゴミ箱に貼られた意味深なメッセージ。
コンビニの外には、大抵ゴミ箱が置いてあります。
店内で買った品物の外装やらペットボトルやらを捨てられるようになっているのです。
ところが、関東のとある住宅街にあるコンビニでは、ゴミ箱にこんな貼り紙がなされているといいます。
「ダンボールは捨てないで下さい」
一般的に見られるのは、「家庭ごみの持ち込みはご遠慮ください」などですよね。
どうしてわざわざ「ダンボール」と限定しているのでしょうか。
このコンビニの店員さんによると、
「コンビニでの宅配受取りサービスにおいて、ダンボールのみをゴミ箱に捨てていくお客さんがいる」のだといいます。
ダンボールはかさばってすぐにゴミ箱が一杯になってしまう上、分別の手間まで掛かってしまうわけです。
ダンボールが要らないなら、レジでそう断ればお店のほうで処分できるとのこと。
つまり、宅配受取りサービスで届くダンボールが原因だったようです。
ところが、それだけではなかったようで……。
なんと、家庭ごみの持ち込み禁止の注意書きをしてあるにもかかわらず、自分の家のダンボールを持ち込んで処分する者も多いのだとか。
回収の頻度が週一とやや間が空くため、さっさと片付けたい人が持ち込んでいるのだと思われます。
宛名の部分を剥がしておく用意周到ぶりに、禁じられていると知りつつ捨てていることがうかがわれ、迷惑しているとのこと。
確かにコンビニはいろいろな物やサービスを取り扱っており、便利な場所です。
しかし、その上にあぐらをかいてマナーに反した行動を取れば、結局はコンビニ側でもゴミ箱の設置自体を見合わせるようになるかも知れません。
便利な生活を維持するのは、自分たち自身の責任でもあるということを意識しないといけませんね。
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