たまたま拾ったバッグに札束が！返そうと住所を訪ねるとそこでは・・・

たまたま拾ってしまった落とし物に、高額のお金が入っていたらどうしますか？

一般的には警察に届けるという方が多いでしょう。

でも、仕事が忙しかったり、警察でいろいろ聞かれるし、面倒だなあと思うのも事実です。

また、交番に行ったけど、巡回中でおまわりさんがいなかったから、帰ってきたという話もよく聞きます。

ある日、大学生のＡ子さんはバイトの帰りにバッグを拾いました。

暗くなり始めていたため、とりあえずその日は自分のアパートに持ち帰ったそうです。

そしてバッグを開けてみると中には札束が…！

バイト帰り、Ａ子さんが拾ったバッグには、帯封の付いた札束が３束と、免許証が入っていました。

Ａ子さんは一瞬「ありがとう！」と思ってしまいましたが、やはり免許証の持ち主に届けようと思い直します。

しかし、日々の雑事に追われ日にちが過ぎてしまい、気付くと２週間も過ぎていました。

ようやく免許証の住所を頼りに、持ち主の所へ出向きます。

ところが、訪ねた家には「忌中」の文字が貼られています。

なんとなく嫌な予感がしたＡ子さん。

ご近所らしき人に声をかけ、聞いてみると、その家のご主人が会社の資金繰りに詰まり、自殺してしまったとのこと。

Ａ子さんがバッグを拾った３日後ぐらいの事だそうです。

急に怖くなり、Ａ子さんはお金を返せずに戻ってきてしまいました。

パニックになってしまったＡ子さんは、郵便局の定期預金にお金を入れ、全部忘れてしまおうと思いました。

それからＡ子さんは、お金のことなど忘れ、就職、結婚、出産と幸せに暮らしていました。

しかしある日、「定期満期」の通知が届きます。

しかも、当時は高利子だったこともあり、お金は５００万円以上になっていました。

どうしようかと考えたＡ子さんは、なんとなくそのお金を金塊に変えました。

すると今度は金の価格が高騰し、Ａ子さんは思わずしてお金を増やしてしまいました。

近く、Ａ子さんの長女が結婚することになり、その金塊を売却し、二世帯住宅を買おうかと考えているＡ子さん。

Ａ子さんは返しそびれたお金が、たまたま大きく膨らんでしまいました。

もしもあなたが高額のお金を拾ってしまったら…どうしますか？