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ドリカム中村正人氏が告白「パクリで売れちゃってます」…その意味とは?

2018/02/26 UPDATE
 
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ドリカムパクリ疑惑

DREAMS COME TRUEといえば、日本を代表するミュージシャン。

吉田美和さんと中村正人さんの2人から成り、1988年に結成されました。

大ヒット曲も多いですが、楽曲のほとんどを中村さんが作曲・編曲しています。

中村さんはテレビやラジオに単独で出演し、DREAMS COME TRUEのスポークスマン的存在。

そんな彼が、「あなたの作った音楽をさんざんパクって、日本で今売れちゃってます」と告白。

その真意はどういうことなのでしょう。

あなたの曲をさんざんパクりました!

日本を代表するミュージシャンドリカムの中村さん。

多くの代表作を手掛けた彼が告白したパクリとは…?

彼がパクったと告白した音楽は、あの有名なミュージシャン「Earth,Wind&Fire(アース・ウィンド・アンド・ファイアー)」。

モーリス・ホワイトが創設し、リーダーを務める、世界的に有名なグループです。

(ここで改ページします)

『September』、『Boogie Wonderland』、『Let's Groove』、『Fantasy』など、日本の音楽シーンにも大きな影響を与えています。

彼らの楽曲は、誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

中村さんはモーリス・ホワイトを「僕の音楽の父(いや、神様)」というほどに尊敬し、「彼らの音楽は僕の人生を変えてしまった」とまで言っています。

そしてドリカムの代表曲である「決戦は金曜日」は、Earth,Wind&Fireの「Let's Groove」をパクっていると告白しました。

パクリましたと本人に伝えると…

中村さんは、自身が彼らの音楽をパクっていると、モーリス・ホワイト本人に会った際、伝えたそうです。

「俺、アースのモーリス・ホワイトを大尊敬してて、自分の曲に参加してもらったときにモーリスに告白したのね。私はあなたの作った音楽をさんざんパクって日本で今売れちゃってます」って。

そしたらモーリスが「それでいいんだ」って。

「私もジョン・コルトレーンやFunkadelicやKool&the Gangからいろいろ盗んでる。そこにオリジナリティを足して次の世代に受け渡すのがお前たちの仕事だ」って。

「それ聞いて俺もうめっちゃうれしくって大泣きして(笑)。」

「やっと父に許された息子のように、やっと神に許してもらったかのように、ロサンゼルスのスタジオで大泣きしちゃって。」
出典: natalie.mu

モーリス・ホワイトの懐の大きさを感じるエピソードですね。

2月3日、モーリス・ホワイトは他界しました。

これからは、モーリス・ホワイトの音楽を引き継いだ中村さんのように、中村さんの音楽を引き継ぐアーティストが現れてくるかもしれません。

世代を超えてつながる音楽の偉大さを感じますね。

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