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錯覚を起こす人間の脳は「バカ」ではない!?目に見えるものだけが真実ではない事とは?

ロボットと人間の脳には違いがある。
2018/02/11 UPDATE
 
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見えるすべては錯覚してしまう物もある

上の写真は鏡の前に四角い筒を

置いたものですが、

鏡に映っているのは円の筒に変わっている。

これは鏡を使った「変身立体」と言うもの。

こちらの写真は坂道を転がるはずの

ボールが何故か逆にコロコロと坂を

上っている様に見える。

こちらの2つの写真は目の錯覚を利用したものだ。



この様に目を疑うような

不可能立体を作り出すのは明治大学の杉原教授だ。

目の錯覚を利用した研究をしており

「錯覚美術館」や科学未来館の展示なども手掛けてきた。

研究を始めたきっかけは「ロボットの目」にあるという…

目を疑うような「不可能立体」を次々に作り出すのは、明治大学で「錯覚/錯視」を研究する杉原厚吉教授だ。発表した作品は国際的な錯覚コンテストの上位に入賞し、過去には「錯覚美術館」や科学未来館の展示なども手掛けてきた。
杉原教授が錯覚の研究を始めたきっかけは、「ロボットの目」にあるという。
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人間の目を騙すコントロール

このロボットの目とは「カメラ」のことです。

カメラで撮った画像を処理して

アームなどを動かすようにできている。

その絵がだまし絵だとしたらどうでしょう?

ロボット自身にとっての目というのは、つまりカメラのことですね。当時のロボットというのは、産業の現場で組み立て作業をするようなアームだけのものが主流で、そのアームに目を付けると機能が向上するのではないかと。

ロボットの場合は色々なパターンを出しますが、

時間がかかってしまう。

しかし人間の脳はどれがもっともらしい答えなのか

選択し決め打ちで出せる。

「最もありそうなもの」を一瞬で判断する人間の脳は、

ある意味では優秀だとも言える。

でもそれは人間の脳が不備だということではなくて、たぶん生きていく上で、その方が人間にとっては都合がいいから、そうなっているんだと思います。
たぶん「もっともらしい形」を決め打ちで人間は認識してしまうんだと思うんですね。やはり「最もありそうなもの」を脳が思い浮かべるので、そこに変な、意地悪な立体を見せると……。
錯覚を起こす脳はバカだ、というのは言いすぎと言うか、脳にちょっと失礼かな、という気がしますね(笑)。

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