出典: venus-news.com
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私の両親は当時のちょっと前に母親が病タヒ、
父親は昔からいなくて、
「1人より2人の方がいいだろう、
うちの両親もお前が好きだし」
という言葉で結婚を決めた。
言葉通り相手のご両親は優しくて、
一緒に料理を作ったり
のんびりテレビを見たりしたこともある。
それで婚約届けを出して、
さあ義実家
(当時同居。新居は決まりかけで、
決まったら出ていこうって言ってた)
に行こうと振り返ったら
「これでもう大丈夫だね!」と婚約者。
まだ作業があるふりして
席を立たず、何かを察したのか
職員さんも関係の無い話を降ってくる。
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後ろで婚約者たちが話していたのは、
私の逃げ場がなくなった話だった。
義母曰く
「家事は任せる」
義父曰く
「給料は全部もらう」
婚約者は
「これでパパママ楽できる!」
みたいな感じ。
あーと思った私は
目の前の職員さんに
ちょっといいですか?
と婚姻届を返してもらってカバンに入れた。
それで三人の元へ。
で、まあ結局家に着いたら
化けの皮が離れたので
2週間くらい我慢して
(ついでにいろんな友人に愚痴って)
ある日、ぽいっと机の上に破いた婚姻届。
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と騒ぐ全員を尻目に、カバン一つ
(他のものは全部友達が預かってくれてた。
同居開始時点で家はないし、家具もない。
新居で買う予定だった。)
で
「それじゃ永遠にさよなら!」
と元気よく家出てきた。
「今日の晩飯は!?」
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と叫んだ義父の声が忘れられないw
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