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彼氏の悲鳴ー夜中、寝ていると・・・彼「知らない女に上にのられズボン脱がされた」→なんとその女は…。

2017/12/11 UPDATE
 
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私…24歳

好太…28歳 私の今彼

元男…24歳 私の元彼

妹子…20歳 私の妹

前提1

私は幼い頃に煩った病で小さい頃から車椅子生活。

周りの親切のおかげでなんとか

やっていけて、なんとか高校に入学。

そこで出会ったのが元男。

元男はクラス委員長で、そんな彼にアレコレ

世話を焼いてもらってるうちに恋愛に発展

付き合うことになりました。

高校を卒業し、私は障害者枠で就職。

元男は大学に進学。

責任感の強かった元男は、卒業を機に

結婚を前提の同棲をしようと言ってくれて、

こんな身体だから結婚なんて無理だろうと

早い内からあきらめていた私にとって、

泣くほど嬉しい提案だった。

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お互いの両親に挨拶に行って

同棲を始めたが、大学生活に

慣れ始めた元男は麻雀とコンパを覚え、

委員長の頃の責任感はどこへ行ったか、

そのうち家にまともに帰ってくる

ことも少なくなり、親からの仕送りも

生活費として入れてくれなくなった。



お金は何とかなったけど、ふつうの

賃貸アパートに住んでいたため

家事は手伝ってもらわないと

かなり苦労してしまうので、その旨を伝えて

家に帰ってきて欲しいと訴ると、

返ってきたのはため息混じりの頷きと小さい舌打ち…。



また、実は元男の親は私には直接言わないが、

やはりこの身体のせいで結婚には大反対しており

同棲も

「そのうち別れるなら、生活費折半で

家事もしてもらえる同棲は元男にとってプラス」

という考えでOKしたことを、

酔っぱらった元男自身の口から聞かされた。

このあたりで、私もようやくこの同棲は

ままごとのようなものだと気づかされ、

彼との結婚は無理と判断。

結局数回の話し合い

(と言う名の喧嘩)の末同棲解消。

私は大家さん&ヘルパーさん常駐の

アパートで一人暮らしを始めることになった。

こんとき私20歳。

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前提2

私の両親は障害者の私を助け、

育てはくれたが、どこかはれ物を

扱うようにされている節があった。

私が大きくなるにつれて、嫌みや小言、

差別発言が多くなり、両親との間には

いつのまにか深い溝ができていた。



(だからこそ、早く自立して両親から

離れたい願望が強く、元男との同棲を

深く考えもせず始めてしまった)



それとは対照的に、奔放で両親に叱咤・心配を

されながらも、娘として愛されている

妹子が私には羨ましかった。



……しかし、



その妹子は専門学校に入学するために上京したが、

すぐにオトコとブランドに目覚め、

金欲しさにキャバでバイト→ホスト通い

ホストに入れあげ貢ぎまくり→出張サービス嬢でも

働くようになり→結局そのホストと音信不通に

なってしまい、精神を病んで実家に出戻ってきた。

両親はそんな妹子を叱りながらも同情し、

病院に通わせながら家で療養させることにした。

こんとき私23歳。妹19歳。

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で、こっからが修羅場の本筋。前置き長くてゴメン。
元男と別れて2年が経ち、私は職場で

知り合った好太と付き合うことに。

好太は無口でクールで取っつきにくい性格だが、

知れば知るほど好きになっていき、

私から告白→もやもや期間がしばらく続き

好太から告白してくれて、

もちろんOKという流れ。

好太は自分に自信がなかった

障害持ちの私が自分から告白できるような、

なんていうか私自身の障害を感じさせない

つきあい方をしてくれる人で、

一緒にいてとても幸せな気分になれる人。



順調に2年付き合い、その間一緒に

貯金しあって目標額に達することができたので、

正式に婚約するためお互いの両親に

挨拶することになった。

元男の両親の事があったのでかなり緊張したが、

好太の両親もまた私の障害のことなんて

障害にならないくらい自然に受け入れて

くれる人たちで、婚約は滞りなく成立。



あとは結婚に向けてスケジュールを立て、

新居を探し、もう一踏ん張り貯金をがんばろう、

と言うことに。

そのとき、好太は早い内に一戸建てを

買わないかと相談してきた。

なんでも、好太の両親が少し援助してくれる

らしく、好太は私のために小さくて

良いからバリアフリーの戸建てを買うのが

密かな目標だったと聞かされる。

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実はローンやおおざっぱな

これからの出入金の計算もしている

らしく、両親の援助があれば、

子供を産むことを考えても

このくらいの予算の家なら

ギリギリ行けるよ、と。

俺、がんばって働くから、と。



嬉しくて泣きながら、私はありがとう

うれしいありがとうしあわせわたしもがんばる、

と繰り返し言いました。

本当に幸せでした。

後日、お互いの両親の顔合わせの

スケジュールを決めに私の実家に二人で

行ったときに、私の親に

「新居はどうするのか」と問われ、

「実は一戸建てを考えている。そのめどがつくまでは安めの賃貸に住む」

と回答。



両親はしきりに好太の甲斐性に感心していた。

その日、両親の強引なすすめで

私と好太は私実家に泊まることに。

私は1階の高校の時まで過ごしてきた元私部屋に。

好太は2階の客用の部屋をあてがわれた。

元私部屋のベッドはシングルだし、

私は2階に上がるのが苦手だから、

この部屋割りにあまり疑問は感じなかった。



しかし、事件は起こった。



深夜、なんとなく眠れなくて寝返りを

繰り返していると、二階から野太い声が。

そして、バタバタという激しい音。

私はあわてて身体を起こすも、

近くに車椅子がないことに気がつく。

寝る前、たたんでベッド脇に置いたはずなのに。

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とりあえず床を這ってなんとか

部屋から出てみると、すごい勢いで

好太が階段を降りてくるのが見えた。

「どうしたの?!」



「いや…」



口ごもる好太に更に聞くと、

「実は、知らない女の人にズボン脱がされて上にのっかられた」

……と。

しかもその「女の人」、まっ裸だったそうで…



「な、なにそれ!変質者?泥棒……???だ、誰………???」



「わかんねー。見たことない若い女だった……」



「上には両親がいるはずだけど……」



しかし、この騒ぎの中、私両親が

下に降りてくる様子がない。

好太は私をおんぶしてくれて、

二人で2階に上がってみる。

好太が寝ていた客間の布団は乱れていたが、

そこに人影はなかった。

ぞっとして、私は好太に頼んで両親の寝室へ。

ノックすると、父がドアを開けた。

これこれこういうわけなのだが、

怪しい人を見なかったかと聞くと、

「いやぁ~誰も見なかったけど。好太くんの夢じゃないか?」……と。

なんかしらじらしい…。そんな態度。

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ふと、妹子のことが頭に浮かんだ。

実は、彼女が実家に戻って来ている

ことは知っているが、今は精神が疲れていて

療養中だからと会わせてもらえなかった。

私としては前述のように妹に若干の嫉妬をしており、

また、性格の違い故姉妹仲も良いわけではなかったので

結婚することを伝えておいて欲しいと

両親に頼み、会うことはしなかった。



私が好太に

「妹の部屋に連れて行って」

と言うと、

両親が

「あの子は病気だからだめだ」

と突っぱねる。

いよいよ怪しいと思い、好太を促して

隣の妹部屋へノックするが返信無し。

両親が部屋から出てきて

「やめなさい!」と強い口調で言う。

ますます怪しい。



私は両親の制止も聞かず、

猿の子供のような要領で

好太の背中から前に移動し

(私はチビガリなのでw)

妹子の部屋のドアを思い切り開けた。

そこには異様な光景……



ものっすごい汚部屋のベッドの上で、

妹子がすっぱだかで一人でしていた。

もう、叫んだね。

まさかの展開に。

実の妹のそんな姿を見てしまうなんてorz

しかも、部屋の汚さったらもう……。

妹の姿も合わせて、本当に異常だった

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あわてて好太がドアを閉め、二人で息をつく。
(両親はたぶん、ドアの陰になって

たので見えてなかったと思う……)

「ななな。。。妹子ごめん!ま、まさか

そーゆうことしてるなんて思わなくて!ホントゴメン!」

混乱してて、どうして妹子の部屋を

開けることになったかも忘れて、

ただただ今の光景を見たことを謝る私。



しかし、好太は急に私をぎゅーっと抱きしめて…

というより、すがりついてきて、ぽつりと

「あの子だ……」、と。

最初は理解できなかったが、好太の上に

乗ってきたまっ裸の女性っていうのが、

妹子のことだと言っているんだと思いつく。



「え?妹子が……なんで??」

ふと両親を見ると、二人はものすごく

疲れているような表情で、

しかし目だけぎょろっとこちらを向いていて、

その目がなぜかすごく怖くて、

私も好太にすがりついてしまった。



「どういうこと?お父さん、お母さん、何か知っているの??」

私の質問に、最初は知らぬ存ぜぬを通す両親。



しかし、そんな問答を繰り返している途中、

妹子の部屋のドアが開いた。

そして開口一番、

「姉ちゃん。その人私にチョーダイ」



「はあ??!」



「妹子!部屋にいなさい!」



「いーじゃん。この人と私が結婚したら

いいのにって言ってたのはパパとママっしょ??!」



「いいから部屋に入りなさい!」



父が妹子を無理矢理部屋に押し込め、

外から鍵をかけた。


(ここで改ページします)

内側からドンドンドン!

と激しくドアを叩かれ、

ぎゃーぎゃー騒がれたが、

両親はそれを無視して私たちに

1階に行くように強引に追いやった。

その後、リビングで4人で話し合い。

両親に何とか聞き出した事がコレ。

・悪い男にひっかかり、精神を病んだ妹子が不憫で堪らない

・私は放っておいても助けてくれる男が現れる(ex元男、好太)

・好太は若いのに一戸建て購入を考えるなど、人間的にも金銭的にもかなり自立した立派な男

・足は煩っているが、幼い頃から障害に慣れている私より、妹子の方が面倒を見なければいけない

・妹子と好太が結婚すれば良かったのに
出典:

以上のことを、なんと妹子の前で言ったらしい。

そしたら、妹子も好太っ

て金持ってるんだーとその気になったようで……

両親に協力してくれと頼み、

両親もあろう事かそれに同意。

さっきの事件に至ったという。



愕然呆然とし、急激に好太に対して、

本当に申し訳なく、また恥ずかしく、

いろんな感情が入り交じって

泣きそうになりましたが、ここは泣いている

場合ではないと歯を食いしばり両親を説教。

私と好太はお互い切磋琢磨し、

2年間愛をはぐくんで今に至っているつもりだ。

それなのに、妹子に横からかっさらわせる

ようなまねをさせて、恥ずかしくないのか、と。

そもそも妹子のやった行為は性的暴行であり、

犯罪である、と。

しかし両親は

「妹子が本気でそんなことをするとは思わなかった。妹子は病気なのだから仕方ない」

と反論。

そして更に母が、

「少しは親である私たちの意見も聞いたらどう?私子には元男君もいるじゃない。

彼、今は上場企業に勤めているらしいから、お前の面倒も十分見られるわよ。

あんたの身体には金がかかるから。私たちもずいぶん苦労したからね」

更に更に父が、

「元男君とお前が、好太君と妹子が結婚してくれれば

私たちにとって一番恩返しになるのに。

小さい頃から障害者のお前にはずいぶんと苦労をかけられたからな。

元男君と早々に結婚して出て行ってくれると思ったのに、

お前のわがままで破談になったらしいじゃないか。

そんなわがまま言えるような身体か?まったく。

元男君にもう一度先方に謝ればよりを戻してくれるかもしれない」
出典:
(ここで改ページします)

悔しくて悲しくて何を言って良いか

分からず、唇震わせてぶるぶるしてたら、

好太がすくっと立ち上がった。

「私子のご両親だからこういう事は言いたくないですけど……

お二人とももう一度、先ほど言ったことを反芻してみてください。

どうお思いですか?私子さんに失礼だと思いませんか?

非常識にもほどがあると思いませんか?」



「……君には関係ない」



「私子さんとの結婚に関しての話し合いしに

来たのに顔も見たことがなかった妹子さんの

婿候補に勝手にされて、関係ないもくそもないですよ。

ちゃんと話を聞けますか?

ご両親こそ精神を病んでいるんじゃないですか?

私の言っていることが理解できないんですか?

そもそも、私と私子さんはすでに婚約していて、

今回はご両親と私の両親との初顔合わせの

スケジュールを立てに伺ったんですよ?

それなのにどうして先ほどのような話になるんですか。

私は私子さんと結婚したいからこうして伺っているんです。

顔も見たことのない妹子さんこそ関係ありませんし、

元男さんなんてもっともっと関係ありませんよ。

そもそもどうして今更元男さんの名前が出てくるんですか」

無口な好太がこんなにしゃべるのを始めて聞いた。

確かにその通りだ。

両親はどうしてあんな

ぶっとび発言をかましてくれたのか?



実は、つい先日、元男が実家に私の様子を

探りにやってきたらしいのだ。



そして、4年前の同棲解消は全面的に

私のせいであり、しかし、

「もう時間も経ちましたし、私子さんも

反省しているでしょうから、もう一度

やり直してもいいと思っている」

などと口走ったようです。



両親はなぜか私に好太という婚約者が

いることを元男には告げず、私子に伝言しておく、

と答えて元男を帰したそうな。

また、元男から私への手紙も預かり、

勝手に読んだとのこと。



そこには、まだ元男は私と結婚したいと

考えていることがつづられていたようだ。

「その時から私と元男、妹子と好太を結婚させようなんて思ってたの?!」

強い口調でそう言うと、母が泣き出した。

「だって妹子ちゃんがかわいそうで見てられない。

悪い男にだまされたキズは、良い男に癒してもらうしかない」

とか……

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うちの両親、先日好太が挨拶に来たとき、

ねじまがった意味で好太を

気に入ってくださったんですね……

もうウヘァとしか言いようがなく、

私が(‘A`)この顔で固まっていると、

立ったままだった好太がひょいと私を持ち上げた。

「……車椅子はどこに隠したんですか?」

好太のその顔に迫力があったのか、

両親は階段下収納の中に隠したとゲロ。

好太はそのまま、右小脇に私、

左小脇に車椅子抱えて実家を出、

車にひょいひょい積み込む。

時間はすでに朝方4時。夜も白む時間帯だった。

しばらく無言で車を進めたが、

私がいたたまれなくなって

「本当に申し訳ない。お詫びのしようがない。

結婚を白紙にされても文句は言えない」

と頭を下げると、

「私子との結婚をやめるつもりは全くないけど、

結婚式にあの人達がくると思うと気が滅入るな…。

正直もう二度と会いたくないと思っている。

それに、私子にもあの人達に会ってもらいたくない。

あの人達、私子の人格全否定してて、正直、マジでむかついた」

と言った。



「そうだね。もちろん私ももう顔を見たくない」

確かに、小さい頃の病気とその後遺症で

親にはかなり迷惑をかけ、時間と金と気を使わせたと思う。

だが、今回の修羅場で絶縁することを決意。

それと同時に、あんなことがあったのに、

私を見限ることをしなかった好太に本当に感謝した。

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で、私は熱が冷めない内に実家に絶縁宣言した。

その際、両親にもカウンセリングを

受けることを進めたが、実行するかどうか。

また、妹子の

「お姉ちゃんばかりずるい!

どうして足がないあんたが幸せになれるんだ!

病気で死ねば良かったのに!」と

電話をもらったのを最後に、電話番号変更。

念のため着信拒否に。

好太の実家にもかいつまんで事情を説明し

もし私の実家から連絡があっても

取り合わないようにしてもらった。

結婚式も、ふつうに国内で式+披露宴を

することになっていたがキャンセルし、

好太+好太家族+私で海外での式にした。



結婚式に突撃くらってもイヤだし、

私の家族がいないことを招待客に詮索されるのはイヤだし、

呼ぶのはもっとイヤだし……

今は新居が見つかり、少しずつ

二人の生活に慣れて行ってるところ。

来月記念日なので、その日に籍入れる。

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