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先天性の奇形を治す為にまだ胎児の赤ちゃんを手術→医師も驚いた出来事とは??

2018/02/08 UPDATE
 
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二分脊椎症の赤ちゃん

19年前の1999年8月19日、未成熟の胎児でありながら手術を受けることになった赤ちゃんがいました。

その赤ちゃんは胎内で先天性の奇形である二分脊椎と判明し、その治療で21週目の胎児に手術を行うことになったのです。

二分脊椎とは、本来は背骨の中にある脊髄が骨の外側で形成されてしまうことで、下肢の運動障害や排便障害、水頭症の併発など多くの症状と障害が引き起こされる為、早急な手術が必要とされています。

妊娠中の母親と子宮内の21週目の胎児が患者という前例のない手術で注目の集まる手術でしたが、その手術中に医師も驚くような出来事が起きたのでした。

子宮の中から・・・

なんと、手術中の赤ちゃんが母親の子宮の中から手を伸ばして、医師の指を掴んだのです。

子宮内の赤ちゃんに対して行う手術自体が前例がなかったので、子宮内の赤ちゃんがこのような行動を行うことも想定外でした。

生きるという強い意志を感じられるこの出来事は、人間が最も早い段階で行った行為として現在も記録に残っているそうです。

(ここで改ページします)

その後・・・

そしてこの赤ちゃんは手術から4か月後の12月2日に無事産まれました。

医師の指を掴んだ赤ちゃん、サミュエル・アーマスくん(@sam_armas2)は現在18歳になっていて、下腿に補助器具を装着してはいるものの元気に成長して、車椅子バスケットに夢中になっているそうです。

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