19年前の1999年8月19日、未成熟の胎児でありながら手術を受けることになった赤ちゃんがいました。
その赤ちゃんは胎内で先天性の奇形である二分脊椎と判明し、その治療で21週目の胎児に手術を行うことになったのです。
二分脊椎とは、本来は背骨の中にある脊髄が骨の外側で形成されてしまうことで、下肢の運動障害や排便障害、水頭症の併発など多くの症状と障害が引き起こされる為、早急な手術が必要とされています。
妊娠中の母親と子宮内の21週目の胎児が患者という前例のない手術で注目の集まる手術でしたが、その手術中に医師も驚くような出来事が起きたのでした。
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