こういう質問を小学生にすれば、おそらく「犯人を捕まえるため」
と答えるのは多いと思いますが当然ながら違います。
人間の進化の過程と、「犯罪捜査」は無関係だからです。
残念ながら指紋に関しての研究は進められていますが未だ解明されていないのです。
しかし、近年発見された、ある非常に稀な遺伝的病気、その病気の最大の特徴は、指紋が無いという事。
世界中でもわずか数家族にしか見られない症状なのですが、通常の人よりも発汗量が少ないというこを除けば、特に健康上の問題は無いのです。
つまり、指紋が無くても人間が生きていくには何ら支障は無いと言えるわけで、
専門家たちは、これらの家族について詳しく調べることで、「指紋の謎」が解明できるのではないかと考えています。
血液型は、血球に含まれる「抗原」の違いによって分類されますが、実は細かく分けるとその種類は、一般的な4タイプ(A, B, O, AB)よりもはるかに多いのです。
そして、このような血液型の違いが存在する理由は、いまだに大きな謎のままです。
そもそも、血液中の「抗原」に、複数のタイプがある理由がはっきり分かっていないのです。
最近の研究で、特定の血液型は、ある種の病気のかかりやすさと相関性があるとされており、血液型の違いは、
病気を防ぐことと関係があるのではないかとも見られています。
こちらも未だ解明されていない…
出典: www.cinra.net
いきなり残酷な事を言いますが、昔の処刑ではギロチンの刑があり、断頭台で処刑された罪人の顔がこちらを睨んで…
などというのは、怪談めいた「都市伝説」にありそうですが、では、首を切断された直後の人間の頭部は、一体どうなるのか。
ほんのわずかな時間でも、脳が機能していて、場合によっては表情が変わったりすることもあるのか。
ギロチンが一般的な処刑手段となっていたフランス革命時に、ガブリエル・ボリュという医師が、罪人が首を刎ねられた直後、その「頭」に向かって何度もその男の名を呼び続けました。
すると、男の目がわずかに見開いて反応したとか。
その医師は、首を切断されて30秒以内であれば、かすかに意識は残っているのではないか、と結論付けています。
そう考える驚異的な潜在能力と言ってもいいだろう。
出典: imgcp.aacdn.jp
動物や昆虫の世界で「フェロモン」が重要な役割を果たしていることは、早くから知られていました。
しかし、そのフェロモンが人間どうしの関係においても効果があるのかは、
まだ不明な部分が多いのです。
フェロモンを研究するには、全く匂いの無い被験者が必要なのですが、
そういう被験者を確保するのが難しいというのがその一因。
人間には必ず何かしらの匂いを発しています。
現在明らかとなっているのは、人間には動物が持っているのと同じような、フェロモンを感じ取る器官は無いということ。
非常に小さな器官はあるらしいのですが、それが実際にどう機能しているのかは定かではないようです。
これまでの研究で、人間には指紋と同じように、その人固有の「匂い」が存在することが分かっています。
例えば、赤ん坊は匂いだけで母親を認識することが可能だと言われていますし、似たような匂いを持つ男女は互いに惹かれあう傾向があるとも言われています。
男女が恋人として繋がるキッカケにフェロモンも関係しているのかもしれませんね。
匂いの果たしている役割についての研究が進めば、人間とフェロモンの関係も解明される日が来るかもしれません。
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