情報をまとめて創造するキュレーションメディアです

【エイズ世界一】スワジランドの成人の3人に1人がエイズ感染者

平均寿命は32歳。
2016/08/03 UPDATE
 
1,474 views
  • ”エイズ世界一”

  • 出典: dlift.jp
  • ”エイズ世界一”

    成人のおよそ3人に1人がエイズに感染しているという、小国スワジランド。
  • スワジランドはアフリカ南部に位置し、周囲を南アフリカとモザンビークに囲まれた、
    総人口およそ125万人の王国だ。
  • 経済発展の足枷

  • スワジランドで初のエイズ感染者がみつかったのは、1986年。

    以来、長らく流行をし続けており、スワジランドの経済発展の足枷となっている。


    1992年に妊婦のHIV有病率は4%だった。

    しかし、2004年には実におよそ10倍の42.6%にまで上昇。

    また、
    15〜19歳の女性の有病率は28%、
    25〜29歳の女性ではなんと56%にまで達しているという!!
  • 平均寿命32歳

  • 出典: daiki55.com
  • かつてスワジランドの平均寿命は、2000年の時点で61歳だった。


    著しいエイズの蔓延により、2009年にはおよそ半分の32歳にまで急落。


    また、世界保健機関の2002年の報告によれば、スワジランドにおける
    死因の61%がエイズに起因しているというのだ。


    この記録的数値は、1年間にスワジランドの国民の2%がエイズによって
    死亡していることを意味している。
  • 逆にこの国では、先進諸国において最も多くの死因を占める慢性疾患による
    死亡者はわずかな割合を占めるに過ぎない。


    例えば、アメリカにおいて全死因の55%を占める「心臓病」、「脳梗塞」、
    「悪性腫瘍」による死は、スワジランドにおいて全体の5%以下となっているという。
  • このような凄まじい蔓延状況について、国際連合開発計画は
  • ”仮に、スワジランドにおけるHIV/AIDSの蔓延状況がこのまま進行するのであれば、長期的には国家としてのスワジランドの存在に、深刻な脅威を与えるだろう”
  • と記している。
  • なぜ感染は予防できないのか

  • なぜ、ここまでスワジランドではエイズが流行しているのだろうか。

    なぜ、感染は予防できないのであろうか。


    それは、スワジランドの文化的背景が大きく影響していた。
  • スワジランドでは伝統的文化に反するとして、コンドームは普及が妨げられている。

    一夫多妻制も当たり前で、女性は最低でも5人の子供を出産すべきとされている。


    しかも男性においては、性的パートナーである複数の女性を妊娠させることが
    必須とされているというから驚きだ。
  • さらに、暴力的な性行為や性的嫌がらせ、露出行為といった性的な攻撃も日常茶飯事。


    セックス経験のある高校生の18%が、初体験時の性的関係は、
    「強要されたもの」だったという報告もあるという。
  • リード•ダンス

  • もうひとつ、スワジランドにはエイズ感染の蔓延に繋がっているともいうべき、
    伝統的な祭りがある。


    それが、8月から9月にかけて開催される”リード•ダンス”というものだ。
  • 未婚で子供のいないスワジ人の少女たちが何万人も国中から王母のもとへと集まる。2008年の祭りには7万人の処女が参加したとされる。現在の集結地は王家の村であるLudzidziniであり、ここで8日の間祭りが開催される
  • 王母が宮殿に到着した後、参加者たちは分散し、一日かけて背の高い葦(Reed)を刈って王母へと捧げる。その際、少女たちは上半身裸の伝統衣装や飾りを身にまとい、葦を持って歌い踊りながら行進する。葦は宮殿の修復などさまざまに使われる。
    葦を捧げた翌日、少女たちはきれいに洗われた伝統的な衣装やビーズのネックレス、繭でできたアンクレット、帯、スカートを身にまとい、彼女たちの処女性の象徴としてブッシュナイフを手に持ち、歌い踊り行進する。また、ウムカショと呼ばれる房飾りを参加者たちは身につける。これは純潔を表すもので、色によって青は児童、黄は少女、赤は成人女性をさす。この儀式には王母や国王など、スワジ人の首脳が列席し、踊りを鑑賞する。要人だけではなく、一般市民や観光客もこの祭りを眺め楽しむことができる。パレードのあと、特に厳選された何グループかは会場の中央でパフォーマンスを行う。王の娘たちもこの儀式には参加し、王家の印として赤い羽根飾りをさして踊る。
  • 伝統なので仕方がないと言ってしまえばそれまでであるが、祭りで命に関わる
    病気を発症していては元も子もない。


    なお、スワジランドの王ムスワティ3世は、このリード・ダンスにて、
    HIVの予防や未成年の性の乱れに関する演説を行っているが、その一方で
    かつては祭に参加した10代の学生を含む若い女性を毎年のように娶って
    いたことが知られており、その行動の矛盾には非難の声もあるそうだ。
  • 10万人以上の”エイズ孤児”

コメント

0
コメントを投稿する

※ URLを入力すると、リンクや画像に自動的に変換されます。
※ 不適切と判断させていただいた投稿は削除させていただきます。

こんな記事も読まれています

関連する記事

馬刺しを愛すお洒落なひよこです。

PICKUP

ピックアップ

Ranking

ランキング

人気のキーワード

いま話題のキーワード