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生後すぐの母乳で生存率が3倍に!? 8月1日は”世界母乳の日”

ママのためにも、赤ちゃんのためにも、母乳は素晴らしい力を発揮します!
2016/08/01 UPDATE
 
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世界母乳の日!?

8月1日は”世界母乳の日”です!

皆さんご存知だったでしょうか?

なぜこの日が世界母乳の日となったかというと、1990年8月1日に
WHOとユニセフは母乳育児の保護・促進・支援の必要性を、
「イノチェンティ宣言」として発表した日を記念して、毎年8月1日を
「世界母乳の日」としました。


また、8月1日から7日は「世界母乳育児週間」と定められ、世界で母乳
育児を奨励するさまざまな催しが行われています。

また、このことから、8月1日を「おっぱいの日」と認識している人も多いのだとか。

生後1時間以内の授乳によって生存率が3倍になる!?

セーブ・ザ・チルドレンの報告によると、生後1時間以内に“初乳”を与えることで、
赤ちゃんの免疫システムが機能し、生存率が最大3倍になるとのこと。

また、ユニセフは母乳の効果を次のように語ります。

完全母乳で育った子どもは、そうでない子どもに比べて、生後6ヶ月を生き延びる確率が14倍も高くなります。生後すぐに母乳を与えられた赤ちゃんは、新生児期に死亡するリスクが最大45%も減ります。

およそ半数近くの死亡リスクが減らせるとは驚きですね!

他にも母乳育児は、子どもの学習能力を高め、肥満や慢性疾患などの予防にも効果があります。

アメリカとイギリスにおける最新の研究では、母乳で育てられた子どもは、
そうでない子どもに比べて病気にかかることが少なく、医療費負担が少ないことがわかりました。

ママにも利点が!

母乳は赤ちゃんに対する利点だけではありません。

完全母乳育児を行った母親は、産後6ヶ月間に妊娠する可能性が低くなり、
回復も早く、より早く産前の体重に戻ることができるそうです。

産後うつにかかる可能性や、子宮がんや乳がんにかかる可能性も低くなります。

悩みがあれば…「母乳110番」に連絡を!

母乳110番とは、「よこはま自然育児の会」を母体に1992年から
始まった、先輩ママスタッフによるボランティアの電話相談のことです。


妊娠中や育児中の母親に向けて、母乳、混合栄養、ミルクの話や、
離乳食、卒乳など様々な疑問に答えてくれるとのことです。

入院中は助産師さんがそばにいて、常に相談に乗ってもらえますが、
退院後、ママは1人で母乳と格闘しますよね。

「乳首が痛すぎてもう無理!」
「母乳が本当に出ているのか不安」
「おっぱいをあげても泣き止まない」

そんな悩みを、ぜひこのような団体の先輩ママに気軽に相談してみてください。

母乳の出に悪影響となるストレスを、少しでも減らしましょう。

母乳の出が悪い時のストレス緩和術

毎日を一生懸命になりすぎるあまり、時には育児が辛くなることもあると思います。

そこで、おむつなし育児アドバイザーのYunoさんは次のようなアドバイスをしています。

母乳の出を良くするには食事ももちろん大事ですが、ママの“精神状態”も重要です。

どうやっても赤ちゃんが泣き止まない時、頭に血が上って“きーッ!”となってしまう状態、とても分かります。きっと誰しも経験することではないでしょうか。

心が爆発する前に、赤ちゃんを安全な場所(ベビーベッドなど)に置いて、スマホを持ち1度トイレに行きましょう。

そして産まれた瞬間の写真をもう1度見てください。「あーこんなに小さかったっけ?」「陣痛辛かったけど産まれたらそんな痛み忘れたな」たくさんの感動的な思い出を振り返ることで、今の辛さもきっと和らぐはずです。
5分以内に赤ちゃんのもとに戻り、その時はきっと「産まれてきてくれてありがとう」と泣いている赤ちゃんを見て言えることでしょう。

また、赤ちゃんが寝て静かになった時には、ママも静かに座り深呼吸をしてみてください。目を閉じて、背筋を伸ばし、息を深く吸ったら、吐くときに余分な身体の緊張を手放します。

それを1分でも良いので毎日取り入れてみてください。呼吸が深くなり、身体の緊張も緩んでくると、心も穏やかになります。

楽しいことばかりではない育児。

つまずくことがあったら、様々な機関へ迷わず相談し、胸の内を吐露しましょう。

きっとみんながあなたの話に優しく耳を傾けてくれるはずです。

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馬刺しを愛すお洒落なひよこです。

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