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【夏を目前に】お化けよりも人間の方が怖い!! 震えが止まらない実話厳選公開!!【PART7】

一歩外に出てみたら、不可解で怖いことがいっぱいです。
2016/07/19 UPDATE
 
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”怖いもの見たさ”
人間誰しもある衝動です。

不気味な体験をしてしまった人の話を、少し聞いていきませんか?

斑点

全然怖くもない話だが。
俺がまだ中学生だった時、体がいつも痣だらけだから
『斑点』ってあだ名で呼ばれてる女の子がいた。
『斑点』のお父さんが普段から暴力的らしく、
クラスメイトがよく『斑点』と彼女のお母さんが二人で泣いているのを見かけていたらしい。

数年経って『斑点』のお父さんが亡くなったと『斑点』と同じ高校に通う友達から聞き、俺が
「こう言っちゃ不謹慎だけど、お父さんが亡くなって彼女も、
彼女のお母さんも元気になったの?」と聞いたら
「まだ3週間くらいしか経ってないけど『斑点』は痣も消えて性格も全然明るくなって元気になったよ。だけどお母さんが相変わらず元気が無さそうだし、体の痣も治ってないみたい。」と言っていた。
まぁ、お母さんは女手一つで育てなきゃならないからなぁ……。

それから俺もいい年になって『斑点』の事も忘れかけていた頃、
ばったり彼女のお母さんと会った。
向こうが俺の事を覚えていて「あらー、○○君!」と声をかけてきたんだよ。
『斑点』のお母さんはすっかり元気になっていて、お父さんが生きてた頃の
木の枝の様な脆い印象はどこにもない位雰囲気が活き活きとしてた。

一応『斑点』の同級生だったから「彼女は元気ですか?」と俺が聞くと『斑点』のお母さんは
「娘はついこの間死んでしまったのよー。交通事故で即死だったの。」
とりあえず一つ二つ話してそのまま別れたけど、今でもやけに気になる事がある。
どうしてお父さんが死んだ頃は『斑点』の痣はすぐ消えたのに
お母さんの痣は全く消えなかったんだろう。
後、彼女のお母さんの痣が何で今だにうっすら残ってたのかも気になる。
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中古車屋

ある中古車屋で働いていた頃の話。

誰が見ても商品の割りにメチャクチャ安い車が1台あった。
車は高級だし、年式も新しく、キレイで程度もいい。
俺はてっきり事故車か何かだと思って店長に聞いてみたら、
「あーあの車は七輪で3人自殺した車なんよ・・・。」
その遺族が処分して欲しいとタダ同然で置いていったらしい。
案の定、次の日に速攻売れました・・・

食卓

オカルトじゃないけどゾーーーッとした話。
先に言っとくけど、この時の俺は最低なカスでした。

2年くらい同棲した彼女がいたんだ。
温厚でおもしろくて気取らない、スマートだけど出るトコでてて、お洒落な可愛い子だった。
2年たっても結構のほほんと上手くいってた。

別れる原因は俺の方にあった。かなり仕事やいろいろな事が上手くいってなくて
イヤミばっか彼女に言うようになってたんだ。
あんまりけんかはしなかったけど、ある日かなり大きなけんかをした。
まあこれで別れる事になるんだけど。

いつものように(こんとき半年位プー)プレステしてたら彼女が仕事から帰ってきて
俺が散らかした缶とかゴミ袋にポイポイしてた。
その時期俺はなんかすごいやなヤツになってて、缶の捨てる音が気に障って、
彼女にムカつく台詞いいまくったんだ。一方的に。
「お前は俺を見下してる」とか「世話してやっていい気分か?あ?」とか。サイテー。

彼女は気にしない感じで(きっと無理してたんだが)、ご飯つくってた。
TV見ながらご飯食べてる彼女見てたら(彼女は痩せてんのによく食べる。んまそうに)、
急に又なんかムカついてきて、
「バクバク食いやがって!自分の稼いだ金で食うんだからそりゃうまいわな。」
「もーいいわお前。俺もうお前と居たくないから出てけ!」
とかそりゃあ理不尽極まりないこと言いまくった。

しまった言い過ぎたかも、って一瞬思ったけど、そのまんま飯食ってた。
彼女は、うつむいて涙ぐんでた。でもそれさえもわずらわしかった。
「・・わかった。」彼女は周りのバッグとかコートとか、出る用意し始めたみたいだった。



405:食卓2/2:2008/04/20(日) 00:29:44 ID:bqqIw6jR0
「違う日に荷物取りにくるね。あと・・・」言いかけて彼女は出てった。
あと何なんだよ・・って一人でボーっとしてたら彼女からメールが来た。

「あんたがに出してたご飯、リサイクルだから」 ???リサイクル?
何回かにわたってメールが来た。内容をまとめると

・彼女は過食してすぐに嘔吐する繰り返しだった
・食費があまりにもかさむので吐いた物を冷凍保存してた
・リゾットやオムライス、その他もろもろに再利用

→俺食う→ウマー

の繰り返しだった。。。毎日食ってる炒め物やハンバーグは、一旦彼女経由だった。
目の前には、オムライスがあった。頭の中真っ白になってたらメールが来た

「今日は元、親子丼でした」
オムライスの中身はチキンライスだった。俺は吐いた。

泥だらけの靴

死ぬほど怖い話ではないが
俺がまだ生まれてない頃で、新婚の時に親父が体験した話
仕事が終わって帰宅した時に、玄関で靴を脱ごうとしたら、泥だらけの女モノの靴があった

ん?お客さんか?と居間に入ると、かあちゃんが普通にキッチンで料理してる
おい、玄関に知らない靴あるけど、お客さん来てるのか?
と訊いたら、
はい?いえ、誰も来てませんけど…
と、かあちゃん
いや、玄関に靴あったぞ
と言うと
おかしいね、誰も来てないのに
と玄関にかあちゃんと親父が二人で確かめに行った

しかしそこには親父が帰宅した時に見た靴はなくて、
靴跡のような泥が玄関の外に向かって続いていたらしい
さすがに気味が悪くなって、玄関を水洗いしたそうだ
俺がこの話を初めて聞いた時、靴の跡を追わなかったの?と訊いたら、
アパートの五階の階段で跡が消えていたらしい…当然階下は覗かなかったそうだ

チキチキチキ

厨房の頃の話。

自宅は袋小路になったところにあり、家はうちを含め三軒しかなかった。
なのでその三軒の人間以外で人を見かけても不思議に思わないのは
郵便配達の人とかだけだった。

その日も部活で疲れきった体を引きずり帰宅していた。
夕日が差し込む夏の独特なあまったるい空気を吸いながら。
袋小路に差し掛かる時ふと聞き慣れない音が真後ろから聞こえた。

チキチキチキ…



523:チキチキチキ:2008/04/23(水) 03:57:50 ID:OZL+PQEm0
自転車をこがずに乗っている状態の音。

普段ならそんなに気にしないが、その時は体中の神経が聴覚に集中した。
袋小路にさしかかる所で右のほうへ向かう道がある。
袋小路の住人以外は普通そちらの道へ行く。
後ろの自転車の奴は…?
案の定、袋小路の方へついてきた。

後ろを振り返ると、見知らぬおっさんがいた。
自転車はママチャリで、カゴの中には

金属バットが一本。
先端には何故かビニール袋がガムテープでぐるぐる巻きにされていた。

金属バットから視線をゆっくりおっさんに向けた。
意外と冷静に「あぁ殺されるのか」と思った瞬間
おっさんはUターンし自転車に乗り去っていった。

今では笑い話ですが…

忌み子

十数年前、小六の夏休み頃の話

地元はかなりの田舎で滅多に観光客なんか来るような所じゃなかった。
そのせいか、年寄りはヨソモノを毛嫌いし、
昔ながらの風習だとか何とか意味の分からない事を言っていた。

夏休みになり俺は近所に住むAとよく二人で遊んでいた。
近くに川が流れていて、釣りをしたり泳いだり毎日のように朝から晩まで飽きずに遊んだ。
七月も終わる頃、いつものようにAと川に遊びに行った。朝の8時頃だったと思う。
俺達が秘密のポイントと呼んでいた釣りの穴場に誰かがいるのが分かった。
対岸からその誰かを見ると麦わら帽子を被っていて同い年ぐらいのように見えた。

Aが、
「お前誰じゃ!何組の奴じゃ!」
その子はただ俯いて竿を垂らしているだけ。
俺とAは川の向こう側に周り、その子に話かけた。

「あれ?見かけん顔じゃのう?転校生か?まぁええ。
俺はA。こいつは〇〇(俺の名)って言うんじゃ!よろしくな」

その子は小さな声で、

「〇〇(仮にBとする)です。よろしく」

肌は白く第一印象は線の細い奴と思いながらも、すぐに友達になり一緒に遊びだした。
次の日、母と祖母に新しい友達が出来たとニコニコしながら話した



164:本当にあった怖い名無し:2008/03/27(木) 13:23:23 ID:begxG/4WO
いつものようにAとBと俺で川で遊んでいると、
「おぉ~い」
と原付にまたがった父がこっちに向かって手を振りながら、
「もうすぐ暗くなるけぇ、二人共早よぉ帰れよぉ」
そう言ってそそくさと帰っていった。
AかBが見えなかったんだろうと深く考えていなかった。

空が夕陽に染まりだし、三人で帰る事にした。
ふとBが、
「僕、もっと遊びたいなA君、〇〇君もう少しだけ遊ばない?」
俺は父に怒られるのが怖くて誘いを断り、AとBを残して走って家に帰った。
家に着くと中が騒がしかった。ただいまと言うと父が驚いた顔をして泣きながらビンタをしてきた。頭の中が??だらけで、母と祖母も駆け寄って来て泣きながら俺を抱き締めた。

近所の人も口々に良かった良かったと泣いていた。
話を聞くと夜になっても帰って来ない俺達に捜索願いが
出ていて三日経っていて諦めかけた頃に俺が帰ってきたらしい。
俺は父と話してから、まっすぐ家に帰って来たと一生懸命説明した。
AとBも少し遊んでから帰ってきてるはず!と。



165:本当にあった怖い名無し:2008/03/27(木) 13:41:18 ID:begxG/4WO
父はハッとした顔をして、
「B!?誰にそんな事聞いてきたんぞ!」

父は血相を変え、俺を連れていつも遊んでいた場所まで行った。
Aの両親も来ていて、指をさしながら説明していた時、
ドッボーンッと暗い川の中で大きな音がした。ライトを向けると波紋だけが広がっていた。
すると、
「A~!!」と叫ぶ声がした。川の対岸を見るとAがこっちに向かって手を振っていた。
Aの両親が川に飛び込み対岸に届く寸前、Aは川に飛び込みそれっきり浮かんでこなかった。

それから数日後、祖母にBとは誰かを聞いた。
「Bは忌み嫌われた子」としか教えてくれなかった。
ただこの世の者ではないと言って、もうこの話はするなと言った。

未だにAは帰って来ていない。もしかしたら、まだBと遊んでいるのかもしれない。

同棲生活

十数年前、自分がまだ高校生の頃付き合った彼女話。

高1の夏休み前に父親の会社が倒産した、
家計が厳しくなり学校に許可を貰い近所の仕出し弁当を作ってる工場でバイトすることに。
昼は学校、そのまま夕方~夜は工場でバイトそんな生活が続いた。
父親は仕事から解放された喜びからか就活するどころか毎日遊んでいた。

必死に働く自分とは裏腹に毎日遊んでる父親を見て苛立ったが
落ち込むよりは良いということでそのままにしておいた。
そんな生活が秋くらいまで続いて失業保険も終わり
焦らないといけないはずの時期になっても父親は就活もしないで毎日遊びに行っていた。

ある日、そんな父を見てか母親が貯金を持って蒸発してしまった。
母親もパートで家計を手伝っていたので蒸発した悲しみよりも先に生活が心配になった。
それから母親が戻らず2週間位たった頃、
「ちょっと母さんを探しに行ってくる」と父親も蒸発してしまった。
結局二人とも帰ってくる事は無かった。
いきなり一人ぼっちになりお金も手持ちの分しかなかったので
さらに生活が厳しくなり、高校も休業しバイトに専念することになった。

その時は高校も休学してバイトをフルタイムで出来るし
月15万位行くし持ち家だから余裕だろと生活に関しては楽観的に考えていた。
実際の生活はギリギリで風呂も服も洗わず工場の弁当を貰って
食べるという生活が続いたりもした。両親を思い出して泣いたりもした。

友達も居なく、頼る当ても無く精神的にも肉体的も辛かったが、
たまに父方の祖父と祖母が来て世話をしてくれた。
一緒に暮さないかと誘われた事があったが、
「もうちょっと待って両親が帰って来なかったらお願いします」とか言った。
なんでそんな事言ったのかは忘れたが、そう言いながら後悔してたの覚えてる。
両親の事は既に諦めていたし。
まぁ、その時は不幸のどん底で人間不信にでもなってたんだと思う。つづきます。



12:本当にあった怖い名無し:2008/04/12(土) 20:30:48 ID:BPanrbC60
つづき。
バレンタインの日、バイトから上がろうとしていたら
職場の年下の女の子からチョコレートを渡され告白された。
もちろん自分はOK、付き合う事になった。
ずっと誰とも話さなかった毎日の反動か彼女とは喧嘩も無く本当に幸せな毎日を送れた。

彼女は独特な世界観を持ってて、考え方とかも他の人と変わってて、
会話が噛み合わなかったりしたけどそれが逆に喧嘩をしないで済んだ理由かもしれない。
春頃に彼女が家に居させてと深夜に家にやって来た。
話しを聞いたところ父親の借金が原因で家を追い出され、
そんな父が嫌になり逃げてきたらしい。
俺の家はボロい家だったが彼女と一つ屋根の下、二人暮らし。
夢の様な願っても無いチャンスだったのでOKし同棲生活が始まった。

次の日の朝、俺がボーっとしてたら彼女が変な事を言い出した。
「私、人の心が読めるんだ。今さ、頭の中で○○の曲歌ってたでしょ?」
俺はあっけに取られながらも寝ぼけて鼻歌でも歌ってたんだろうな…とか考えてた。
だが、俺の考えとは裏腹に彼女は何かある度に俺の頭の中を覗いて来た。
俺は恐怖もあったがまた一人になるのも嫌だし同棲生活は楽しいし続けてた。

彼女が家に来てからおかしな事が起こり始めた。
家の隣の畑から深夜お祭り音がしたり、夜寝ようとすると隣の部屋から変な音するし。
そんな狂った生活が続き、季節は夏へ。彼女はもっと変な事を言い出した。
「前に人の心が読めるって言ったけど、実はあれは嘘で○○(俺)の近くに居ると
○○の心が聞こえるんだよ。他の人も聞こえるって言ってるし。」
「でも私は○○の事を好きなのは変わらないし、本当に今まで嘘ついててごめん。」
俺も「嘘だろ?」と言ったが彼女は真面目な顔してるし本当の事だと信じた。

凄く怖くなって俺はそれから何も考え無いようにして
「ちょっと出かける」と言って家を出て人の居ないような農道をフラフラと歩いていた。
日も落ち始めた頃やたら空が眩しくなってきた。
俺はボーっとその空を眺めていた。つづきます。



14:本当にあった怖い名無し:2008/04/12(土) 20:33:31 ID:BPanrbC60
つづき。
それからしばらくして気が付いたら病院のベットの上だった。
近くに看護婦さんが居たので話しを聞いた。
俺は自分が熱中症で倒れたんだと勝手に思っていたがどうやら違ったようだ。
それどころか、この病院に入院して既に1年近く経ってる、
さらについさっきまで起きてて何か行動してたらしい。もちろん俺には記憶が一切無い。

外を見ると初冬って感じで寒そうだった。さっきまで夏だったよな…
とか混乱する俺の元へ医者の人がやってきて状況を説明してくれた。
高1の年明けに自宅で撹乱状態の俺をたまたま世話に来た祖母に見け、
そのまま119番してくれたらしい。

正直、さっき家を飛び出して熱中症で
倒れたと思ったのにこんな事を話されても理解出来ない。
そもそも高1の冬って彼女と出会う前だし、じゃあ彼女との記憶は?
そもそも彼女は存在しないのか?平然を装ってたが頭の中はほぼパニック。

ベットの中で頭を整理しても整理しても
全然理解出来なくて一週間くらい食事も殆ど食べれなかった。
でもよく考えるとバイト先に高1の自分よりが年下の彼女に会うことはありえないし、
あの生活自体矛盾だらけだったし現実を納得せざるを得なかった。
一時は自殺しようとも考えたが、結局ビビりな自分では
死ねなくて今まで統失の治療をしながらダラダラと生きてます。

今でも彼女の事は好きだし、夢であの同棲生活を見たりする。そして泣いたりする。
おかしな彼女も、そんな彼女を持った幸せな自分も、
まだ違う世界で幸せに暮してるのかな?とか思ってみたり。

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