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いじめ、小中高生で過去最多の41万件に…全体の6割を占める原因がこちら

2018/11/02 UPDATE
 
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いじめが過去最多に

GettyImages

一向に亡くならないいじめ問題。

なくなるどころか、今年になって過去最悪の件数になってしまいました。

文部科学省は平成30年10月25日、「平成29年度(2017年度)児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」の結果を公開。

小中学校、高校、特別支援学校におけるいじめの認知件数は前年度より9万1,235件増の41万4,378件で、過去最多を更新した。

児童生徒1,000人あたりの認知件数は30.9件(前年度23.8件)。いじめ防止対策推進法第28条第1項に規定する重大事態の発生件数は、前年度比78件増の474件だった。

学年別で見てみると、このようになっております。

このグラフをみても分かる通り、若い世代でのいじめが目立つ。

いじめの内容については、「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われる」が62.3%ともっとも多く、「軽くぶつかられたり、遊ぶふりをして叩かれたり、蹴られたりする」21.0%

学校側のアンケートにより発覚するケースが一番多かったが、その後改善があまりされていないのが現状ではないだろうか。

いじめ対策はできないのか

1件でもいじめを減らすために、我々にも何か出来る事はないのだろうか。

いじめ問題は子供だけに限らず、大人社会でも日常的に行われている。

自分の会社を思い浮かべてみて、絶対にうちの会社はない!と断言できる会社の方がもしかすると少ないのかもしれない。

子供たちに教えるはずの大人がいじめを行っているのだから、子供たちの間でなくなるわけがないと私は思う。

会社でよくある例としては、仕事が出来ないから冷たい目で見るケースが多いのではないか。

周りからすれば「仕事ができないあいつが悪い」となってしまうのかもしれないが、それを言ってしまったら子供たちがいじめを行う理由となんら変わらないと思う。

まずは大人から子供の手本になるよう、実践していくのが求められているのではないか。

子供たちの前で、大人が悪口などを言っている姿を見せれば、子供たちも自然と真似をするのも当然だろう。

家でついつい会社の愚痴や悪口を言ってしまうのは仕方ないかもしれない。

しかし子供たちはその姿をしっかり見ている。

子供の行動は、ある意味自分が行っている行動を映している姿なのかもしれない。

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