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「ゆとり教育」は成功?失敗?それぞれの立場から意見噴出!

2018/09/04 UPDATE
 
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ゆとり教育

「ゆとり教育」とは、学習内容と時間を減らして学業にゆとりを持たせようという方針のもとに行われた教育です。
開始されたのは1980年度とされていますが、1992年度、2002年度からそれぞれ施行されたものをゆとり教育だと定義づける考え方もあります。

これらの方針は、1970年代までの知識をひたすらに詰め込む「詰め込み教育」が、理由の追求を抜きにして行われていたことへの反省から打ち立てられたものでした。

2011年からは再度ゆとり教育にも見直しが掛かり、脱ゆとり教育が始まっています。
このゆとり教育を振り返り、どうだったのかということが話題となっています。

ゆとり教育に理解を示す声も

ゆとり教育の成否に関して、しらべぇ編集部が全国の20〜60代の男女1329名を対象として行った調査によれば、もっとも多かった回答は「理解はできる」の35.4%でした。

その他、「そう(間違いだったと)思う」「違和感がある」「おかしいと思う」を合わせると64.6%となり、ゆとり教育が誤りだったと思う人が全体の6割以上を占めています。

(ここで改ページします)

世代別で見ると……

同調査によれば、ゆとり教育の誤りを強く感じているのは40〜60代までの女性。
ちょうど子を持つ母親世代だということが見て取れます。

他方、20代の若者世代では、誤りと感じている割合が低いのと、男女で言えば男性の方が同様に割合が低いのも特徴となっています。
我が子の教育に熱心なのは女性のほうというべきなのでしょうか。

ゆとり世代を責めるのは誤り

このゆとり教育について、「ゆとり世代」を責める声もありますが、彼ら・彼女らは国の方針転換によってそうなっただけであり、仮に問題があったのならゆとり教育を決めた大人の側であるはず。

世代で争うのではなく、お互いに良いところを見ながら過ごして行けるとよいですね。

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