天空の城ラピュタ 都市伝説まとめ！呪文やエンディングについても！

大人気ジブリ映画「天空の城ラピュタ」。


パズーとシータの冒険に魅了された人も多いのではないでしょうか。


ジブリ作品はストーリーをそのまま楽しむのもいいですが、都市伝説や裏話などを調べるのも楽しみの一つです。


今回は天空の城ラピュタの都市伝説についてご紹介します。

シータとムスカの関係が天空の城ラピュタを見るうえで重要となってくるのですが、２人の関係性が名前の中に隠されているのはご存知でしょうか。


シータの名：リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ


ムスカの名：ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ


２人の名前に共通する「ウル・ラピュタ」の部分は、「ウル」が王を表すことから「ラピュタの王」であることが示されています。


「トエル」は英語のtrueが由来で「真」パロはギリシャ語が語源の「従属」という意味から、シータは「真のラピュタ王」でムスカは「従属のラピュタ王＝副王」ということになります。


２人ともラピュタの王家の末裔ですが、ムスカは分家の末裔のようですね。


だから、シータはラピュタを呼び覚ます飛行石を持っていたということになります。


ラピュタ語については調べるとさらに面白い事が分かったので、さらに見ていきましょう。

ラピュタ後として登場したセリフの中で有名な「バルス」。


バルスはラピュタ語で「閉じろ」という意味で、トルコ語では「平和」という意味なんだそうです。


滅びの呪文が平和を意味するってなんだか違和感ですね。


その意味は、ラピュタを呼び覚ましたことによって作中で争いが起こったことや、地上が脅威に攫われてしまいます。


その状態を平和な状態に戻す呪文だからこそ、平和という意味の「バルス」にしてのではないでしょうか。


ちなみに、ラピュタを呼び覚ます呪文


「リーテ・ラトバリタ・ウルス　アリアロス・バル・ネトリール」


は語源などは不明ですが、「我を助けよ、つわものよ来たれ」という意味なんだそうです。

ジブリ作品の登場人物のその後を想像するのも楽しみ方の１つですよね。


実はパズーとシータがその後付き合い、結婚したという都市伝説があるのをご存知でしょうか。


その都市伝説の根拠は、「天空の城ラピュタ」の小説版にあるんだそうです。


小説版によるとパズーとシータはラピュタが宇宙へと昇っていった後に半年間、パズーと一緒に暮らします。


そして、その後シータは故郷のゴンドアの谷に帰り、平穏な生活をします。


ある日、シータがパズーから受け取った手紙にはこのようなことが書いてありました。

オーニソプターというのはパズーが地下室で作製していたこの飛行機です。

パズーの手紙によると完成させるための費用が出来たとのこと。


シータは嬉しそうに手紙を読み終えたところで小説は終わります。


ここからは２人が結婚や交際に発展する描写は一切ありませんが、タジオジブリ作品関連資料集にはこのような絵が掲載されていました。

パズーが左手に花束を持っています。


この絵が小説の後、オーニソプターを完成させたパズーがシータに会いに来た際の様子であるとされており、花束の意味は結婚か交際の申し込みではないかと言われています。


作中では恋愛というよりは友情の印象が強かったですが、その後パズーとシータの関係は結婚へと発展したのでしょうか。


どちらにせよ２人には幸せになって欲しいですね。

悪役として登場するムスカ。


ムスカについてのその後は小説版には一切出てきませんが、ヒントがアニメ映画に隠されていました。


こちらをご覧ください。

赤枠で囲まれた中にブラウンのスーツを着ている男性が映っているのが分かりますか？


ムスカのお付きの人たちのスーツは黒で、偉そうな軍人さんの服は緑だったことからブラウンのスーツを着ていたのはムスカだけです。


このことから、ムスカはラピュタの崩壊時に放り出されてしまったことが分かります。


あの高さからの落下となると地面に叩きつけられて死んでしまった可能性が高いでしょう。


たくさんの人を殺害したムスカなので当然の結末ではありますが、あっけない最後でしたね…。

ピンクの三つ編みに豪快な性格の女海賊船長・ドーラ。


パズーやシータとピンチを共に乗り越え、実の親子のような関係となりました。


ドーラがシータのことを見て、「若い頃の私そっくり」と言ったセリフをご存知でしょうか。


実はドーラの若い頃の写真が船内に飾られており、その姿が本当にシータそっくりなのです！

壁に飾られている女性の姿こそが若い頃のドーラなのです！！！


シータに顔がそっくりです！


このことからシータの初期設定はドーラの娘という都市伝説があります。


先ほども書いた通り、ドーラとシータは最後、実の母子のような関係になることも、この都市伝説が生まれた理由の一つかもしれませんね！

先ほどもご紹介した、破壊の呪文「バルス」。


このバルスは現実世界でも効果があるという都市伝説があるのをご存知ですか？


実は、地上波で「天空の城ラピュタ」が放送された際にパズーとシータを応援しようと、たくさんの人が同じタイミングで大量のバルスツイートをしたことによってTwitterのサーバーがダウンしてしまったことがありました。


これを受けてツイッターは「インターネット特定用語書き込み禁止法」というものを作り、罰則が作られてしまいました。

これによって今後の「天空の城ラピュタ」の放送時にバルス祭りは出来なくなってしまいましたね…


バルスツイートで本当にツイッターサーバーを滅ばせてしまったということから、「バルス」は現実でも効果があるという都市伝説が囁かれるようになったんだそうです。


また、このような事件があったことから「天空の城ラピュタ」の地上波放送がなかなかされないとの都市伝説もあるんだとか…

「天空の城ラピュタ」にまつわる都市伝説をご紹介しましたが、いかがでしたか。


ほとんどに根拠と言えるものがなく、結局は噂ではありますが、このような都市伝説があることを知っているのといないのでは作品の楽しみが変わってくるかと思います。


ジブリ作品には「天空の城ラピュタ」以外にも都市伝説があるものが多くあります。


ものによっては作品への冒涜と考える方もいらっしゃるようですが、「こんな説もあるんだなぁ・・」と真に受けずに楽しんでもらえたらと思います。


最後までご覧いただいてありがとうございました。