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甲子園で優勝するともらえる賞金が凄すぎる?!甲子園でのお金事情

甲子園で優勝した高校がもらえる賞金というのはあるのでしょうか?また、沢山の方が集まる甲子園ではどのくらいのお金がかかっているものなのでしょうか?調べてまとめてみました。
2018/08/03 UPDATE
 
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甲子園で優勝するともらえる賞金が凄すぎる?!甲子園でのお金事情を大公開!

最初に結論を言ってしまうと、現在では甲子園で優勝をして賞金がもらえたり何か商品や物がもらえるということは無いようです。

現在は優勝すると、優勝旗・優勝杯・金メダルがもらえます。

優勝旗は、持ち回りのため1年間学校で保管し来年の同大会に返しに行かなくてはいけません。

その代わり優勝旗のレプリカと交換になります。

後は、記録と名誉と選手達の誇り。

ただ、各県の地域から学校へ助成金などでお金が渡されるということはあるのかもしれません。


しかし、以前は甲子園側から夏の第一回大会だけ優勝の品を贈るということがあったそうです。

大辞典と50円分の図書券、選手にも腕時計。

ただし、2回大会から無くなっているそうです。


また、春は一時期(昭和10年くらいまで)に優勝校にアメリカ旅行をプレゼントしてましたそう。

しかしその日程というのが、次の夏の地方予選時だったようで、レギュラー陣がアメリカに行っているので必然的に春優勝校は補欠だけで予選を戦わなくてはならなくなり、予選で敗退してしまうという事態も起こっていたそうです。

まさに、甲子園側が用意したアメリカ旅行という副賞によって甲子園出場、また前回大会の優勝校ということだったので、甲子園優勝を逃したともいえるということです。


そういった歴史からも、優勝賞金や副賞などは無くしたのかもしれませんね。

甲子園に関わるその他のお金事情

甲子園には各都道府県からたくさんの方々が来られます。

そのたくさんの方の人数の数だけ交通費がかかることとなります。

その金額となると物凄い額になりそうですね。

しかし、その中で監督や選手たちの交通費や宿泊費などは金額が決まってはいますが主催の朝日新聞社が支援してくれるそうなのです。

朝日新聞社からの支援金
責任教師1名・監督1名・ベンチ入り選手18名までは、主催の朝日新聞社が旅費と滞在費を支援してくれます。費用の規定は以下のとおりです(第100回全国高等学校野球選手権記念大会 開催要項より)。飛行機の利用や滞在費にも細かな規定があります。

旅費
代表校の所在地から大阪までの往復普通乗車運賃(特急、急行、新幹線料金を含む)
船舶利用の場合は普通2等の乗船運賃
沖縄、南北北海道代表校は航空運賃

滞在費
抽選日の8月2日から、その学校の最終試合日までの日数に対し、1日1人4,000円を負担

監督・選手など20名は負担なしで大会に参加できますが、ほかの野球部員や応援の生徒などの旅費や宿泊費はどうなのでしょう?じつは、上記の旅費・滞在費以外はお金が出ません。そのため、学校関係者は多額の寄付を集めなければならないのです。

宿泊するホテル代などを考えると、滞在費4000円というのはいかがなものなのでしょうか。

金額が少ないと思いませんか?

というのも実は、高野連(高校野球連盟)から泊まるホテルの指定もあるそうなのです。

そして、各県の高野連が指定しますが、その際には「1泊2食1万円+昼食代1000円で収めるように」と要望されるそうです。

このことに関しては宿泊させるホテル側も割に合わないといって嘆いているそうです。


なので、足りない部分を卒業生や応援してくれる方から寄付金を募り、そのお金で補っているということでしょう。

一試合で1000万円以上?!
甲子園出場となると生徒は全員参加です。皮肉なことに、勝ち進むほど旅費や宿泊費がかかります。そのため、決勝まで進むことを前提に寄付金を集めなければなりません。

旅費・宿泊費以外にもお金は必要です。意外なところでは、アルプス席の入場料(800円)もかかります。その学校の生徒だからと言ってタダで入場できるわけではないのです。また、ユニホーム、バッグ、ボールなどの用具も買い替えます。やはり、せっかくの晴れ舞台にふさわしいものをそろえたいと考えますよね。

ほかにも、記念グッズ、応援用具、事務費用などがかかり、1試合の費用は1,000万円を超えます。決勝までは最大で6試合あるので、総額なんと6,000万円超です!

なんと、甲子園で行われている試合は、一試合だけで1000万円以上もの大金が動いているということなのです。

やはり大きな大会というのはお金が沢山かかっているということなのですね。

ですので、春・夏の甲子園大会が開催される時期には球場周辺のお店や、近隣の駅、その他にも様々な経済効果があるのではないでしょうか?

国内の大きな大会でこの金額ということは、世界での大きな大会では一体いくらくらいのお金が動いているのか想像もつきませんね。

甲子園の入場料

高い席は高いですね。

大体は皆さん800円か500円の席に座るらしいですよ。

しかし、半券を持っていたとしても再入場は出来ないらしいので、会場に入る際は1日外に出ないでも済むようにしっかりと準備をしてから会場内に入るようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

甲子園では優勝賞金などは出ませんが、出場した選手たちはきっとお金よりも価値のあるものを得て自分の地元に帰ることが出来ることでしょう。

また、甲子園大会を開催するにあたって凄い額のお金がかかっているということがわかりました。

大きな大会がもたらす経済効果というものは大きなものがあるのですね。





最後までご覧いただきありがとうございました。

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