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営業成績第一位の営業マンのことを、テレアポバイトが飲み会で愚痴った結果・・・

2018/08/01 UPDATE
 
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いなくなってからでは遅い!?

仕事において大切な人物、戦力になる人物というのは、辞められてからその実力に気付かされる、ということも多くあります。

特に、爪を出さないタイプの鷹、いつも穏やかでニコニコしているタイプの人なら、「この人に何を言っても大丈夫だろう」という空気になりがちです。

そして、いざその人物が辞めることになってから周囲は慌てるわけです。

今回ご紹介するのは、とある会社での出来事。

営業成績ナンバーワンの営業マンに対し、飲み会でテレホンアポインターのバイトの中年女性が愚痴を言ったところ、大変なことになり……?

職場での飲み会のこと

通信機器などのリース契約を主要業務としているその会社では、案件を受注してくる営業マンと、電話で契約を取るテレホンアポインター(テレアポ)に分かれていたそうです。

そしてある日の飲み会で、就業4ヶ月目のテレアポバイトの中年女性が、営業成績第一位の男性のことを愚痴りました。

「契約件数が多いのはいいけれど、キャンセルが多く出るくらいなら取らないでほしい」

しかし、別に彼の取ってきた契約が特別キャンセルの多いものというわけではなく、単に契約数が多ければそれに比例してキャンセル数も多くなるというだけのことでした。

にもかかわらず、営業部や上司からフォローはなく、中年女性の発言に同意する空気まで…。

(ここで改ページします)

売ろうという気持ちがなくなったので辞めます

翌日の朝礼で、営業成績第一位の彼は退職の意思を告げました。

「扱っている商材を売ろうという気持ちがなくなったので」とのこと。

それからが大変で、顧客から契約解除の申し出が続々と寄せられたと言います。

中には、「(営業成績第一位の)彼じゃないと契約しない」という意見まで。

結局、その営業マン頼りだった会社は、今では新規案件の受注も激減してしまったのだとか。

週に4件は契約を取ってくる営業マンを手放し、3ヶ月後には月に3件ほどしか契約が成立しない始末。

「人材」「人財」などと言われますが、成果を上げている人を大切にしないと、こういうことになりかねません。

ある意味で、人を重んじない会社の末路を象徴するかのようなエピソードでした。

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