兄と二人兄弟だと言うアラサー女性。
先日母親が他界し、ニートで一度も仕事に就かないまま40歳になった兄と実家で二人暮らしをすることになりました。
母親の葬儀では兄がお飾りの喪主になり、葬儀屋にいいように搾取されている兄に女性が助言をしても、「女が横から口挟むな」と聞く耳を持ちませんでした。
おまけに兄は作法も何も知らず、葬儀で恥ずかしい思いをしたと言います。
しかし、それももう最後。
女性は夜逃げ同然で実家を出ることを決意したのです。
兄と二人兄弟だと言うアラサー女性。
先日母親が他界し、ニートで一度も仕事に就かないまま40歳になった兄と実家で二人暮らしをすることになりました。
母親の葬儀では兄がお飾りの喪主になり、葬儀屋にいいように搾取されている兄に女性が助言をしても、「女が横から口挟むな」と聞く耳を持ちませんでした。
おまけに兄は作法も何も知らず、葬儀で恥ずかしい思いをしたと言います。
しかし、それももう最後。
女性は夜逃げ同然で実家を出ることを決意したのです。
両親の生前、父親と一緒に女性の婚約を2度も壊した兄。
兄を甘やかした父親が死ぬと、兄は畑を切り売りして遊び、そんな兄を甘やかしはしないまでも止めずに言われるがままに土地を売り、お金を渡していた母親。
そんな小さな不満が度々溜まっていた女性は、もう母親が長くないことが分かってたからか、介護をする合間に着々と引っ越しの準備も進めていました。
後々揉めるのが嫌で、相続についても全部放棄することを兄に伝えた女性。
そして、ついに家出を決行する日がやってきました。
捜索されても困るので、「遠くへ行くのでさがさないで下さい」と書いた手紙を入れて出ることに。
女性は、初めは短期の家出のつもりでしたが、すぐに良い出会いがありその男性と一緒に暮らし始めました。
そして、子供も出来てしまいついに入籍。
幸せな暮らしに兄のこともすっかり忘れ、10年が経ったのです。
しかしそんなある日、ふと母の夢を見て兄を思い出した女性。
好奇心に負けて実家へ行ってみることにしました。
10年ぶりに訪れた実家には、そこにあるはずの家がなく新しい家が二軒建っていました。
その後、近所の人に話を聞くと驚くことに兄は、母が死んだ時点ですでに個人で借金をしており、あっという間に何もかも失っていたのです。
さらに残っていた借金を詰めるために、借金取りの社長らと一緒に高級車でどこかへ連れ去られ、その後は見かけてないと言うのです。
もしあのまま家に残っていたら、借金は女性が支払うはめになったのは確実で、危機一髪のとこで家出をしていたのです。
女性はその後、兄に対しては自業自得と思い探すことはしなかったと言います。
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