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学校にエアコンは必要?贅沢?今と昔を比べて分かった事実に驚愕!!

2018/07/20 UPDATE
 
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冷房設置が徐々に進む昨今

現在小学校や中学校など、多くの教育現場にクーラーの設置が進んでいます。

文部科学省の29年度の調査では、公立小中学校における普通教室・特別教室の全保有室数820,532室のうち、空調(冷房)設備を設置している室数は342,267室であり、設置率は41.7%と言う結果でした。

そんな中、今SNSで盛り上がりを見せているのが学校エアコン設置の是非。

いったいどのような意見が上がっているのでしょうか?

今と昔で変化したものとは?

以前から学校へのエアコン設置に関する是非はありましたが、ここ最近SNSを中心に盛り上がりを見せているようです。

「昔はエアコンなんてないのが当たり前だった!」

「昔はエアコンが無くても倒れる子どもはいなかったのだから必要ない」

という声がある一方、

「今時エアコンがないのは虐待だ!」

「職員室にはあるのに不公平だ」

などの声も上がっています。

しかし調べて行くと、ある恐るべき事実が発覚したのです!

(ここで改ページします)

なんと、東京ではこの100年間の間に年間での平均気温が3.2度、最低気温も4.4度上がっており「ヒートアイランド現象」が起きていたのです。

また、1930年代までは東京で年に10数回しかなかった熱帯夜が、2000年代に入ると年間50~60日近くに上っています。

このことからも分かるように、昔はエアコンがなくても大丈夫だったと言われているのは、今より気温が低かったからで、決して過保護や甘えではないのです。

熱中症になる前に!

近年、熱中症による子供やお年寄りの死亡事故も多く発生しています。

熱中症は強い日射しの下で運動や作業をする時だけに起こるものではありません。

直射日光の当たらない室内にいても十分に熱中症になる可能性はあるのです。

現在、東京の小中学校はほぼ100%に近い割合でエアコンが設置されていますが、地域によってはまだ設置率の低いところもあります。

今は、当時よりさらに暑くなっていることを念頭に置き、エアコンの設置が進むことを期待したいですね。

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