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【奇病】土やカーペットを貪る。異食症に悩む幼女・・・原因は?

2018/07/18 UPDATE
 
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◇異食症とは?

栄養価の無いものを無性に食べたくなる症候。

食する対象は土・紙・粘土・毛・氷・木炭・チョークなどが挙げられる。

小児と大人の妊婦に多い。

◇原因は?

▼栄養障害・栄養不良(特に鉄欠乏性貧血・亜鉛欠乏)が原因のことがある。特に貧血の場合には氷食症、土食症が多い。
若い女性で、妊娠時に軽い病態がみられることがある。鉄欠乏性貧血が強くなることが原因。氷食症が多いが、火を通していないジャガイモや小麦粉を食べるなどの異常行動も多い。脳への酸素供給量の不足により、満腹中枢障害や体温調節障害が起こるためと考えられている。


▼極度の精神的ストレスが原因のことがある。食毛症・抜毛症からの移行もある。ストレスによりセロトニン不足が生じ、感情や欲求が抑制できなくなるのが一因と言われている。

▼精神遅滞・精神疾患合併の一症状としての原因が考えられる。

▼脳腫瘍による異常行動の一症状としての原因が考えられる。

▼寄生虫の感染(特に鉤虫症)の場合がある。
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(ここで改ページします)

◇異食症の幼女

話題の幼女とはケンブリッジシャー州のマーチという街に暮らすジェシカ・ナイトちゃん(4)。母親ケリー・ウィルさん(36)が初めてジェシカちゃんの不思議な嗜好に気づいたのは、今から2年前のことだった。

「本当にショックでした。ジェシカの部屋のカーペットを持ち上げたら、(スポンジ状の)下敷きがごっそりなくなっているのですから」
「途方に暮れてしまいましたよ。ジェシカにいつも何かをさせることで、食べる隙を与えないようにしたのですが、それでも何とかして食べようとするのです」(ケリーさん)
出典: tocana.jp
 しかも、ジェシカちゃんが食べたがるものはカーペットだけではなかった。ソファの中綿やアームチェアの座面などの軟らかいもの、さらに砂やセメント片まで口へと運ぶ様子が幼稚園教諭たちに目撃されたのだ。当然、両親はジェシカちゃんの異常な食欲を抑えようと医師のもとを訪ねる。そして下されたのは、彼女が「パイカ(異食症)」であるという診断だった。

「パイカ」の患者は、栄養価が含まれないものに対して食欲を感じてしまう。原因は栄養不足・ストレス・脳の異変などいくつかあるが、自閉症や学習障害を抱える子どもや、妊婦などに比較的多く見られるという。患者が食べたがるものも、土・ガラス・紙・洗剤など多種多様だ。ちなみに、食べてしまった異物は無事に排出される場合もあるが、嘔吐・腸閉塞・窒息・中毒など、命にかかわる事態も引き起こしかねない。
出典: tocana.jp

◇治療法は?

ジェシカちゃんを診察した専門医は、
「彼女が自ら衝動を抑え込み、食べ物を意識的に選別できるようになる6歳頃までは何もできない」と、
現段階では実質的に治療が不可能であると告げた。
そこで家族は、止むを得ず、ある奇策を実行しているという。
なんと、カーペットの小片が入ったポーチを故意にジェシカちゃんに渡すことで、
1日に食べてもよい量を制限しているというのだ。
出典: tocana.jp

◇結構いる、異食症

過去に、コインや釘を食べて腹痛を起こし、病院に駆け込んだ男性や、

両親の離婚をきっかけに、ソファーのスポンジが食べたくなり、

それから何十年も食べ続けているという女性。

主食が、食器洗いのスポンジと食器用洗剤など・・・・。

割と、幼少時に受けたストレスや、精神的なものが原因だといわれているが・・・

自分でも予想だにしないことが起きるのが、奇病というものですね。

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