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土谷正実はオウムの麻原彰晃に魂を売り渡しサリンを生成する天才だった!

土谷正実は自身が勉強した化学の知識をオウム真理教へ捧げてしまった。麻原彰晃こと松本智津夫の指示通りにサリンを作り、悲惨な事件が起こってしまった。
2018/07/18 UPDATE
 
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土谷正実がオウムへ入信するまで

1965年1月6日生まれ 東京都町田市出身



1989年2月、乗車していた車の交通事故により鞭打ち症を患い、ヨーガ教室に通い始める。

同年4月22日、友人から麻原彰晃説法会に誘われた。

そこで科学に詳しい村井秀夫に関心を抱いて、村井の勧めに従い世田谷道場を訪れた。

「ここなら本格的なヨーガの修行ができる」と、宗教団体との認識を持たずに入信。

教団の指導通りにヨーガを練習すると、中学校の時から患っていた椎間板ヘルニアがよくなったうえ神秘体験をするようになった。

その後、麻原彰晃の著作を読んでみたところ、大いに感銘を受ける。

こういった体験などからその後のオウム入信へとつながったのだろう。

土谷正実の部屋に残されていたメモ

オウム入信からしばらく経ち、すっかりオウムにのめり込み、周りにまで迷惑をかけるようになっていた土谷正実を両親が現代のお助け寺と呼ばれる『仏祥院』に監禁した。

その時、関係者が土谷正実のアパートの部屋に残されていたメモを見つけている。

「借金に追い回されている。オウムに借りている。色々な人を騙して借金しまくっている。自分を偽装し自分を信頼させて入信させる。上から何人入信させろと命令され、棒で叩いて脅される。無免許運転、交通事故→睡眠時間が少ない」

自分で悪いことをしているという自覚はあったようだ。

しかし、オウムの上からの圧力でそれに逆らうことができなかったのだろう。


化学兵器と違法薬物製造の知識

土谷正実は大学時代に化学の勉強を熱心にしていたのだという。

卒業論文は「木材の防腐剤に関する研究」だった。

そして、卒業後は大学院化学研究科へ進学。

そこでも化学の勉強に没頭した土谷正実は、指導した教授に「発想力豊かで、将来国際的な研究者になる」と、まさに『天才』と高く評価されるまでになっていた。

しかしその頃には、もうオウムへの信仰心が確立されている時期になっていたことから、1993年に正式に中退している。

ついに事件発生!

そしてついに事件が起きてしまう。


1994年2月 松本サリン事件

1995年3月19日 地下鉄サリン事件


今でも記憶に蘇ってくるような最悪な事件でしたね。


化学の素晴らしい部分を悪用し、このような事件を起こしてしまうなんて信じられません。


松本サリン事件では、死者8人

地下鉄サリン事件では、死者13人 又、現在でも心的外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しみ、電車に乗車することに不安を感じる方や、重度のものになると寝たきりの状態の方もいるのだという。

まとめ

オウム真理教が引き起こした、「松本サリン事件」「地下鉄サリン事件」は、化学兵器を使用したテロということから、世界中の治安関係者を震撼させた。

オウム真理教は事件後破産し、現在ではアレフに改組して活動している。


このような大事件を引き起こしたオウムに化学兵器で加担し、結果的に多くの死者を出すこととなった土谷正実のやったことは、決して許されるものではない。


土谷正実は2018年7月6日に死刑執行された

しかし、被害者や被害者の家族の心の傷はこの先もずっと消えないことを思うと言葉も出てこない。

このような悲惨な事件がもう二度と起こらないことを祈っている。

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