出典: info-nity.com
皆さんは時をかける少女と聞くとどの作品を思い浮かべますか?
映画(アニメ)という方もいればドラマという方もいるかもしれません。
実は、私自身も知らなかったのですが、映画やドラマに数多くなっているそうなんです!
映画
1983年・1997年・2006年(アニメ)・2010年
ドラマ
1972年・1985年・1994年・2016年
更に舞台にもなっているそうです。
舞台
2015年・2018年
これだけたくさんの作品のもととなった作品とはいったいどんなものだったのでしょうか?
そうなんです。これらの作品のもととなるものは、実は
映像も何もない小説だったということなのです。
ただ、wikiによると、1965年の「中学三年コース」(学習研究社)で連載されていたものが本当の最初の作品なのだそう。
しかし、映画やドラマ、更に舞台となる影響を与えた作品、または内容ということになるとやはり小説の内容が強いのではないでしょうか?
となると、小説の内容が気になってきますよね。
その小説とは一体どんなものだったのか、映画やドラマと内容は異なるのか?など、少し小説の内容を見てみることにしましょう。
1964年に筒井康隆さんにより「ヤングアダルト向けSF小説」ということで執筆されました。
筒井さんはこの作品のことを、繰り返し映像化されていることから「金を稼いでくれる孝行娘」と表現しています。
そして、この小説の表紙の女の子は、実はアニメ版の映画でまことの相談に乗ってくれているお姉さん「魔女おばさん」なのです。
映画の前半にタイムリープのことを知っているように話していることや、後半にお姉さんと話している時に上の画像の小説の表紙の女の子の写真が写るシーンがあるのもその証拠ですね。
いかがでしょうか?
要約なので細かい部分までは分からないですが、根本的な内容の「テレポーテーション」「タイム・リープ」や、登場人物、といったところは大きな違いはなさそうですが、タイムリープの方法や、記憶に関することなど少し違いはあるようです。
例えばタイムリープについてですが、小説では実験室でラベンダーの香りを嗅いで能力に目覚めていますが、映画ではクルミ型の装置を身体に触れさせることで回数をチャージするというものになっていました。
多少の違いはありますがその作品が、その作成された時代に合わせて進化していっているような感覚で私自身観ることができました。
その一つ一つの作品に違ったいいところ、おもしろいところがあり、原点は同じでもまた違った楽しませ方をしてくれているのではないでしょうか?
皆さんも是非この機会に他の映画作品、ドラマ、そしてそれらの原点となった小説を読んでみてはいかがでしょうか?
そしてあなたを楽しませてくれた筒井さんの孝行娘にさらに親孝行をさせてあげるのもいいかもしれませんね!
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