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【西日本豪雨】被災地にて実施された入浴支援。出来上がった長蛇の列に海上自衛隊からの贈り物。

西日本を襲った歴史上類を見ない程の豪雨被害により、断水した地域の方々に入浴支援が行われた。たくさんの人が押し寄せ待ち時間が出る中、自衛隊による楽器演奏に、被災した方々の心にひと時のやすらぎをもたらした。
2018/07/11 UPDATE
 
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記録的な豪雨による甚大な被害

平成30年6月28日以降、西日本を中心に全国的に被害をもたらした豪雨。10日になっても被害者はさらに増え続け、13府県で死者は132人、心肺停止は3人、行方不明や連絡が取れない人は74人に上りました。

さらに、梅雨が明けした被災地では真夏日になり、大量の泥が消防や自衛隊の救出活動を困難にしています。

防衛省の発表によりますと、被災地に派遣された自衛隊の人員は29,500人。
被災地域では、自衛隊による決死の救出、支援活動が行われています。

深刻な水不足に陥る被災地。

被災した各地では、水不足も深刻です。

8日からの断水を受け、海上自衛隊・呉基地では4隻の護衛艦「かが」など4隻でお風呂や洗濯機を開放し、たくさんの被災者が次々と訪れました。

呉市の対岸にある江田島市からも、住民を乗せた揚陸艇で行き来し、出来上がったのは長蛇の列。
その待ち時間は、3時間にもなりました。

入浴支援待ちの皆さんに隊員による楽器演奏。

海上自衛隊による入浴支援にはたくさんの被災者が訪れ、待ち時間は最大で4時間ほどにもなったそう。

入浴や洗濯ができるのはありがたいことではありますが、先行きの不安を抱える被災者の方々には堪えたはず。

そんな中、被災者の傷ついた心を少しでも癒そうと、待ち時間中に隊員による楽器演奏が行われました。

このツイートには、約38,000件のいいねと、「凄く感動した!「泣けますね。」「ここまでの気配り配慮、素晴らしい。」など、18,000件ものコメントが寄せられております。

被災した方達の心の傷の深さは推し量れるものではありませんが、この演奏で被災者の方々の心が、少しでも軽くなっていただけるといいですね。

コメント一部抜粋

まとめ

本日時点で判明している犠牲者は162人。依然として57人の方の安否が不明となっています。
また、日中の気温が連日30度を超える中、避難所になっている小学校の体育館では、体調不良を訴える人が多くなっていると言われています。

被災地の方々に、一日でも早く平穏な日常が戻ることを祈って、微力ながら支援させていただこうかと思います。

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