出典: cdn.mainichi.jp
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病的ギャンブル,ギャンブル中毒,ギャンブルホリックとも呼ばれる。一攫千金や現実逃避,自我を求めるなどの欲求を,ギャンブルによって満たそうとする病気。WHO(世界保健機関)が1977年に依存症の一つと認定した。アメリカ精神医学協会(APA)では,〈ギャンブルをしたいという内なる欲求をコントロールできない病気〉と定義している。ギャンブルの種類は,パチンコや競馬,競艇などさまざま。特にパチンコに依存するものを〈パチンコ依存症〉ということもある。
アルコールや薬物などの中毒と同じ依存症だが,これらとは異なり外見で判断しにくい分,手遅れになるケースが多い。
そうなると莫大な借金を抱え,家族崩壊につながる。米国精神障害診断(DSM-IV)では,ギャンブルのことばかり考える,かなり大金を賭けなければ興奮しない,抑制しようとすると禁断症状が出る,逃避のためにギャンブルをする,家族などにうそをついて隠そうとする,資金づくりのために犯罪を犯す,交友関係や仕事よりもギャンブルを優先する,といった症状を病気の基準とみなす。
ギャンブル依存症に陥りやすい性格としては,自己暗示にかかりやすい,プライドが高く自分勝手,まじめだが意志が弱いなどがあげられ,男性に多くみられる。しかし最近は専業主婦や60〜70歳代の未亡人にも目立つようになった。特に子育て中の母親が陥った場合は,子どもへの影響が心配される。近年日本では,母親がパチンコをしている間に,車内に放置された幼児が脱水症状などで死亡する事故も発生し,問題になっている。
それぞれ、5個、7個以上該当の御仁は専門医にご相談下さい。
パチンコをやっている人のほとんどが借金をしている。パチンコ依存症の100%が借金をしていると言っても過言ではない。
例えば、似ていると言われている「アルコール依存症」と比較してみる。アルコール依存症も深刻なものになるとかなり悲惨で、糖尿病を併発したりと、体も心も蝕む悪質なものです。「パチンコ依存症」は心を蝕むことは共通としてあります。違いを作るとしたら「金銭的な大打撃」と「見た目での違い」でしょうか。
「金銭的な大打撃」とはその名の通りで、使う額が桁違いに大きいということです。また、「見た目での違い」とは、アルコール依存症の場合、検査をすれば飲んでいるかいないかすぐにわかり、見た目にも表れる場合が多いのですぐに気づきますが、パチンコ依存症の場合は隠れて行くこともでき、見た目で判断の仕様がないので、「解決したように見えても実際はどうなのかわからない」というところに大きな違いがあります。アルコール依存症とギャンブル依存症の進行具合は非常に似ています。しかし、実際に借金をするのは主にギャンブル依存症のほうが多いのは、容易に想像がつくのではないでしょうか。
ギャンブル依存症者は金銭感覚が大きくズレている場合が多く、借金もいくつものところから借りています。それは自分がそうしようと思っていたわけではなく、「結果的にそうなっていた」のです。生活と経済面で直接かかわっていて切り離せない問題だからこそ「お金」の問題から逃れることができなくなってしまいます。
万年の腰痛・肩こりや視力の低下そして精神崩壊の可能性があります。
仕事にも影響が出るかもしれません。
病院代もバカにならない場合もあるようです。
一番は痛みに苦しむことが辛いでしょう。
そしてパチンコに負けた時にくるダメージも膨らんで怒りっぽくなってしまうケースも。
パチンコ依存症の人は、自分の欲求を我慢できません。
なので、自分のお金が無くなっても、家族や周りの人のお金に手をつけてたりします。
挙句の果てには、闇金で借金を作ったりする場合もあります。
家族や友達、恋人は、そういった行動を咎めたりもしますが、本人は、全然、言う事を聞きません。
どうしてかと言うと、パチンコ依存症とは、病気であって、本人が冷静な判断が出来ないからです。
そして、だんだんと、パチンコ依存症の人の周囲からは、大事な人たちが離れて行ってしまいます。
恋人なら、別れないといけないでしょうし、結婚しているなら、離婚となるでしょう。
家族からも見限られて、全く、縁を切られてしまうことにもなるでしょう。
まず、最初にとるべき行動は「できるだけパチンコが打てない状況を作り出す」という事です。
「パチンコが打てない状況」はどうやって作ればよいのでしょうか。それは、「少しのお金しか持たない」という事です。
あたりまえの事ですが、病的パチンカーは、「パチンコを打ちたい」と思い始めると制御がきかなくなってしまいますから、とにかくパチンコへの衝動をできるだけ減らす事が重要です。
必要な事は、「あきらめ」です。 「あきらめ」とは、「自分の意志はパチンコの前では無力である」という認識を持つことです。
あなたの今の悲惨な現実は、あなたが悪い訳ではなくて、パチンコ屋や競馬などがばらまいているウィルスに偶然感染してしまった事が原因なのです。
「自分が病気である」事を自覚するという事は、人によっては抵抗がある事かもしれませんが、病気だと自分が思えなければ、対策を取る事もできません。
ギャンブル依存症の治療にはカウンセリングは必要ですが、根本的な治療をするためにはギャンブルの習慣を改善する以外にありません。カウンセリングは継続することで効果が出るのですが、すぐにやめてしまうとギャンブル依存症を治療・改善することはできないのです。
カウンセリングを受ける場合は継続するようにしましょう。
薬による治療を行ないますが、ギャンブル依存症は薬で治るわけではありません。患者の状態を見ながら、症状を緩和させるため適切な薬が投与されるだけです。
例えば、ギャンブルのことを考えて眠れなくなる場合には睡眠薬が投与され、うつ状態であれば安定剤や抗不安剤などが投与されるのです。
ギャンブル依存症を治療・克服したい人が知っておくべき10のことを紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。自分の力だけでギャンブル依存症から更正するのは簡単ではありません。
ギャンブルをやめるには本人の強い意志だけでなく、家族や専門家の協力も必要になります。このことを頭に入れて、更正に取り組まれることをおすすめします。
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