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北朝鮮で「捨て子」が深刻化……その理由は「中絶禁止」「コンドーム使用禁止」というヤバい理由が…

2018/07/03 UPDATE
 
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北朝鮮の捨て子問題

北朝鮮では1993年より人口減少を懸念して中絶手術が全面的に禁止されています。

さらに「1家で3人以上は産め」という中国の一人っ子政策とは逆の策を展開しました。

北朝鮮では出産と育児にかかる医療は表向きは無料です。

しかしその実態は子供の教育に多額の費用がかかってしまいます。

その原因は1990年代に起きた飢饉「苦難の行軍」でした。

この飢饉のせいで1998年末までに22万人から350万人が死亡したとされていますが、

実際に医療を受けるためには多額のワイロと医薬品を持参しなければならないのです。

崩壊した福祉と規制

北朝鮮では実はコンドームを持ち込むことができません。

「風紀びん乱物品」と税関で扱いを受け、止められてしまうのです。

さらに売っていることが露見してしまうと重い処罰を受けることに。

中絶禁止の影響で、闇医者に手術してもらうしか手段がない。

現状北朝鮮の女性は子供を産もうとしないそうです。

ストリートチルドレンの存在

ストリートチルドレンである「コチュビ」という存在も散見されています。

これは1990年代の苦難の行軍が主な原因です。

食糧問題は孤児院にも飛び火しています。

なんと子供たちの「脱走」が相次いでいるのです。

北朝鮮側はそういった事実を受け、「見張り所」の設置を決めました。

なぜ子どもたちは逃げ出しているのか

なぜ子供たちが脱走しているのか……

これには脱北した親たちという事実の背景があります。

元々孤児院にいる子供たちは脱北した親から捨てられた子たちです。

今脱北した親が、子供を取り戻すために来ているそうです。

蔓延っている食糧問題や医療問題、施設運営。これらが全て解消への道に向かうことを祈るばかりですね。

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