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「空から魚が降ってきた?!」各地で起こる怪現象の原因とは???

2018/06/25 UPDATE
 
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住宅地で怪現象・・・

札幌市手稲区の住宅の敷地で、体長6~7センチの小魚約40匹が散らばって落ちているのが見つかり、住民は「空から降ってきた」と驚いている。
23日午後1時15分ごろ、会社役員黒崎治さん(55)方で、妻の明美さん(56)が庭の草むしりをしていたところ、「べちゃっ」という音に気付いた。その直後、自家用車や屋根の上に小魚が落ちていた。

 この日は曇り空で時折強い風が吹いていたという。

各地でも、同様の怪現象が・・

2009年6月・日本各地で「オタマジャクシが空から降ってくる」

世界でも・・・

1858年フランス・大量のカブトムシの幼虫

1968年 ブラジル・血と肉

1968年イギリス・大量のコイン

1999年アメリカ・大量のトウモロコシの葉

2000年エチオピア・大量の小魚

2010年オーストラリア・生きた魚が降ってきた。ラジャマヌは一番近い川からでも約525km離れていたという。

原因とは・・・
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(ここで改ページします)

原因は「ファフロツキーズ現象」?

怪雨(かいう)は、一定範囲に多数の物体が落下する現象のうち、雨・雪・黄砂・隕石のようなよく知られた原因によるものを除く「その場にあるはずのないもの」が空から降ってくる現象を指す。ファフロツキーズ現象、ファフロッキー現象ともいう。

竜巻説


竜巻は強い力で周辺の物体を持ち上げ、巻き込んで上空へ放り出す。竜巻に巻き上げられた物体は時に雲の中の上昇気流に乗り、かなり遠くまで運ばれることがある。実際、海上で発生した竜巻により魚が海水と共に巻き上げられて遠く離れた内陸部へ落下した事例が存在する。嵐とともに魚や蛙が降ってきたという証言も複数存在することから、最も有力な説のうちの一つとなっている。

鳥の吐き出し説

水棲生物の落下例が多いことから、鳥が咥えた獲物を上空で取り零しているのではないかという説。ただ狭い地点に多数落下するためには、(全数を落下させるとは考えられないことから)大規模な群れでなければならず、それならば落下時に無数の鳥が上空を飛ぶのが目撃され、原因と認識されたであろう。そのような記録もないことから鳥原因の可能性は高くないと考えられる。

飛行機から落下説

飛行機はしばしば飛行中に水蒸気の凝固による氷を表面に生じ、これらが塊に成長し剥がれて落下してくるという事例は確認されている。また空輸中に貨物室が開くなどして積荷を撒いてしまう可能性も否定はできない。

いたずら説

何者かが人為的に落下物を散布しているという説。ほぼあらゆる事例と矛盾しないが、散布の瞬間を目撃された事例もなく、また最古の事例では1000年以上も遡るなど古くから少なからぬ記録があることから、数例についてそのような行為があった可能性は否定しないものの全体を普遍的に説明する説としてはいささか弱い。

錯覚説

実際、蛙が多数落下してきた瞬間をはっきり目撃した証言はないようで、上空から降ったなら必ず発生するであろう多数の潰死体も記録にない。すべての事例に当て嵌るものではないが、少なくとも蛙の例では大半が錯覚ではないかと考えられる。

昔から怪雨はあった!!!

884年(元慶8年)、秋田城に雷雨があり、石鏃23枚が降ってきたと記述されている。古代の人々には人工物という認識はなく、天空の神々が使用し、雷雨の時に天から落下した天工物と考えられていたが、江戸時代になり、新井白石によって初めて人工物であると発表され、木内石亭によって定説化した。
未だに謎は解明されていません・・・

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