出典: endia.net
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18日(月)朝に発生した大阪府北部を震源とする
M6.1の地震の余震活動は
少ない状況で経過しています。
20日(水)は震度2の地震が2回。
21日(木)は午前9時までに震度1が1回のみです。
最近発生したM6クラスの陸域の地震と比較すると
目立って多くも少なくもありません。
今年4月に発生した島根県西部を震源とするM6.1の地震と似た傾向です。
ただ、この場合でも4月9日の地震発生から2週間経過した23日にM4.1
震度3の地震が起きています。
現在が少ないからといって
油断はしすぎないようにしてください。
調べてみたところ、地震発生から5日が経過した現在
震度3以上の余震は見られず
そもそも余震自体が少なめで経過しているようです。
ネット上では「48時間以内は警戒を」と呼びかける声がとても多かったですが
現時点では目立った異変は無いようです。
ですが過去にも暫くしてから大きめの余震が発生しているケースがあるのと
天気によっては土砂災害の可能性も高まります。
今後も油断の出来ない生活になるでしょう。
出典: endia.net
府警によると、地震当日の18日
60代の男性の自宅のガスが止まり
電話で業者に修理を依頼した。
複数の男が訪れ
「修理には部品の交換が必要」として十数万円を請求。
男性は支払った後に不審に思い
21日に警察に相談した。
別の業者が調べると
部品を交換した形跡はなかった。
ガス機器が地震を検知し
ガス漏れ防止のため自動停止したが
問題の業者は復帰用のボタンを押しただけとみられる。
府警は詐欺の疑いもあるとみて捜査している。
最近のガスは大きな揺れを感知した際
安全のためガスを遮断する仕組みになっているのだそうです。
復帰はとても簡単で
ガスメーターに設置されている復帰ボタンを操作することで
再度ガスが使えるようになるようですね。
ご高齢の方は機器の仕組みがわからず
こういった詐欺に騙されてしまう傾向が非常に高いことと思われます。
今回のケースは明らかに相手を狙っての犯行に見えますね
とても悪質な手口です。
なお、犯人についてや特徴などは明らかになっていないようです。
大規模地震が発生すると、災害に便乗した悪質商法、修理・工事等に関する消費者トラブルが発生する傾向にあります。
不審な話や消費者トラブルで不安を感じたときは、消費生活相談窓口をご案内する消費者ホットライン「188」にお電話ください。
https://t.co/XT0JpX0f7I
地震、大雨などの災害時には
それに便乗した悪質商法が多数発生しています。
悪質商法は災害発生地域だけが狙われるとは限りません。
災害に便乗した悪質な商法には十分注意してください。
また、義援金詐欺の事例も報告されています。
義援金は、たしかな団体を通して送るようにしてください。
過去の災害発生時に寄せられた相談事例
◆工事、建築
・日に3~4 回訪問され、屋根の吹き替え工事契約を迫られた
・屋根の無料点検後、このまま放置すると雨漏りすると言われ高額な契約をさせられた
・豪雨で雨漏りし修理してもらったがさらにひどくなった
◆寄付金、義援金
・ボランティアを名乗る女性から募金を求める不審な電話があった
・市役所の者だと名乗る人が自宅に来訪し義援金を求められた
◆災害をきっかけ・口実にした勧誘トラブル
・屋根の修理工事を火災保険の保険金の額で行うと言う業者が信用できない
・アンケートに答えたら補償金が受け取れると言われた
【悩む前にまず電話をしよう】
不審な話を持ちかけられたり、消費者トラブルで不安を感じたときは
消費生活相談窓口を案内する消費者ホットライン「188」に電話するようにと
広く呼びかけているんです。
【過去にはどんな被害が起きてるの?】
国民生活センターのホームぺージには災害に便乗した悪質商法や詐欺の実例が掲載されており
その内容は「工事・建築に関する詐欺」「寄付金・義援金詐欺」
「災害をきっかけ・口実にした勧誘トラブル」などさまざま。
具体例として
・屋根の無料点検後、このまま放置すると雨漏りすると言われ高額な契約をさせられた
・市役所の者だと名乗る人が自宅に来訪し義援金を求められた
・アンケートに答えたら補償金が受け取れると言われた
といったことが挙げられていました。
こういった災害に便乗した悪質商法が横行するのは
被災地だけとは限らないそうです。
また一方で、「契約を迫られてもその場で決めない」
「不審な電話はすぐ切る」
といった消費者へのアドバイスもいくつか掲載されているので
参考までに読んでみるといいかもしれません。
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