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伊達政宗が持っていたという名刀が特集され、多くの刀剣ファンから注目が !!

2018/05/31 UPDATE
 
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「燭台切光忠(しょくだいきり みつただ)」とは

23日に放送された「Ⅰ億人の大質問!?笑ってこらえて!」(日本テレビ系)では「日本列島記念館の旅」で、岡山県瀬戸内市の備前長船刀剣博物館を訪問しました。

「燭台切光忠」の歴史は古く、かつて刀匠、長船光忠の刀が、織田信長から豊臣秀吉に渡り、秀吉から褒美として伊達政宗に渡ったのが「燭台光忠」といわれています。

また、伊達政宗が粗相をした自分の家臣を、長船の刀で切りつけた際、勢いあまって近くにあった青銅の燭台を切ってしまったことが、「燭台切光忠」の名称の由来といわれています。

「燭台切光忠」の歴史

織田信長ー>豊臣秀吉ー>伊達政宗と渡った「燭台切光忠」は、その後、水戸徳川家の蔵に、大切に保管されていましたが、1923年に関東大震災に見舞われ、その時の火災によって、水戸徳川家の屋敷が焼け落ち、焼失してしまいました。(と、言われていました)

しかし、実は2015年に、茨城県水戸市の徳川ミュージアムに、保管されていたことが判明し、一般に公開されるまでに至ったといいます。

更に、今年は「燭台切光忠」の詳細がわかる書物が現存していたことが判明。

これを受け、徳川ミュージアムが「燭台切光忠」を復元させようと再現プロジェクトを立ち上げています。

(ここで改ページします)

刀剣「燭台切光忠」復元の火付け役は

この「燭台切光忠」ブームの火付け役になったのは、刀剣がイケメン男子に擬人するという、大人気ゲーム「刀剣乱舞ーONLINE」とみられ、今回特集された「燭台切光忠」も擬人化し、刀剣乱舞に登場することになっています。

そんな刀剣乱舞は、アニメやミュージカルにもなり、2019年には、実写映画の公開も予定されています。

一方、刀剣乱舞から実物の刀剣にはまるファンも多く、刀剣が納められている地方やキャラクターにゆかりのあるスポットをめぐるファンも増えてくると言います。

刀匠が丹精込めて作り上げた名刀「燭台光忠」が、信長ー>秀吉ー>政宗の手に渡った、由緒ある刀の魅力は、時代が進んでも、日本人の心の底を揺さぶる力をもっています。

人気のゲームに繋げ、「燭台切光忠」も擬人化される予定で、ますますファンも多くなることでしょう。

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