『水曜日のダウンタウン』はTBS系列で2014年から放送されている人気バラエティ番組であり、ダウンタウンの冠番組です。
毎回芸人が持ち寄った面白可笑しい説を検証していくこの番組は、他にはない攻めた内容も多く、そこが人気となっています。
上記にも「いつ終わってもおかしくない番組」とあるように水曜日のダウンタウンは度々過激な企画内容により視聴者から批判を浴びたり炎上したりしていますが、そこも含めてこの番組の面白いところでもあると思います。
しかし、この番組はそれだけではなく、やらせや不祥事が多いことも指摘されています。
過去には何度か謝罪をしていたり、警察沙汰になったことも!
いったいどんな内容だったのか、ご紹介していきたいと思います。
まずは、「タメ口ハーフ 年下にタメ口きかれても 怒る訳にいかない」説でのこと、何人かのハーフタレントに入社1年目の新人ADがタメ口で質問をするという検証を行っていったのですが、みんな怒らないという流れになっていました。
そこで問題となったのがダレノガレ明美さんの番でのこと。
途中で一旦編集点が入った後にダレノガレ明美さんがキレるシーンに!
他のハーフタレントは怒っていなかったので、ダレノガレさんだけがキレたというあまり良くない印象の結果となりました。
出典: i1.wp.com
しかし、真相は、編集されている部分に隠されていました。
実は、新人ADが年上のスタッフに対してもタメ口で話していたようで、ダレノガレさんはそれを見てキレたんだそうです。
しかし、そこが切り取られてしまっていたため、ダレノガレさんはタメ口のくせに自分がタメ口聞かれたら怒る奴、という風な悪意ある編集となってしまったようですね。
このことについてダレノガレさんはツイッターで怒りをあらわにしています。
おはようございます!
今からストイックに体動かします!
昨日の放送何回みてもひどい…
私に対してタメ口をキレたんじゃなくて、ADさんがプロデューサーにタメ口使っていたからそれに対して怒ったのに私に使ってキレてるみたいになってる…なんか本当ショックすぎる。
体動かして発散しよう!
出典: i1.wp.com
わたしもこの放送を見ていて、ダレノガレうわあ・・・と思ってしまっていたので、真実を知ってかわいそうになりました。
確かに全員怒らなければ企画としては面白くないですし、撮れ高がないですが、だれか一人を悪者にして傷つけるのはいかがなものかと思いますね。
水曜日のダウンタウンでは過去一度警察が出動する事態となり、企画が中止されたことがあります。
2016年の5月31日、当番組は「クロちゃん、どこかに閉じ込められてもTwitterさえあれば助けてもらえる説」と題した企画を実施しました。
これは「安田大サーカス」のクロちゃんをとあるマンションに閉じ込め、ツイートだけを頼りにネットユーザーが探すというものでした。
出典: nsl-enter.com
クロちゃんは汐留から車で推定2時間の場所で工事や電車の音が聞こえること、室内の写真など、手掛かりになりそうな情報を投稿してネットユーザーに呼びかけました。
しかし、その日の深夜、突如企画は中止となってしまいます。
実際にどんな事態になったのかははっきりしていませんが、ネットの情報によると、クロちゃんの居場所ではないかとされたとある厚木のマンション周辺に人が集まり周辺住民から苦情が入ってしまったそうです。
警察まで駆けつける事態となったのだとか・・・
確かに何も知らない近隣住民やマンションの住人からしたら急に人が集まってうろうろされたら怖いですし迷惑ですよね。
影響力のある番組なので、このようなことは想定できたと思うのですが・・・詰めの甘さが指摘されてしまいました。
これは2015年2月に放送された「ブックオフの福袋買うやつどうかしてる説」という企画で起こった問題です。
題名の通りブックオフの福袋についての検証なのですが、まず企画自体がかなりブックオフをバカにしていますよね。
検証の結果二日間でたった2袋しか売れず、かも老夫婦が二度買いしたという内容だったのですが、番組では、福袋の中身についてもしょぼいといったようなことを強調し、最後まで悪意満載の編集となっていました。
しかし、これに対して番組に協力したとされるBOOK-OFF 西宮建石店を名乗るTwitterアカウントが、やらせを告発しています。
これはちょっと酷いですよね・・面白おかしく編集するためにわざと福袋の内容を悪くさせようとしていたみたいです。
さらに、売れた個数についてもウソだったようですね。
また、現在はツイートが消されてしまっているのですが、告発の内容から最初は福袋の特集ということしか聞かされておらず、水曜日のダウンタウンということもわからなかったようです。
許可したものの、こんな風に馬鹿にした内容であったことにショックを隠せないといったことが呟かれていました。
そりゃそうですよね。働いてる側として進んでネガキャンに協力するわけがないですもんね。
これに対して視聴者から批判が殺到したようで、TBSは後日謝罪を行っています。
何かと不祥事の多い水曜日のダウンタウンですが、過去には茨城県水戸市で『水戸なら今でも印籠の効果があるんじゃないか説』を検証したVTRを流し、水戸市がTBSに謝罪を求める事態となりました。
映像の内容は以下の通りです。
かなりガラの悪い若者ですね。
この放送を見た視聴者からは『水戸こえ~』などのコメントが多く見られました。
しかし、この放送に対して水戸市が『やらせ』ではないのかと暴露したのです。
どうやら暴言を吐いた若者は番組が用意したエキストラで、中には水戸市に住んでいない人もいたようです。
これに対してTBSは『やらせ』ではないと否定しています。
こちらに関してはこの後うやむやになってしまい、真実は分かりませんが、エキストラを用意した時点で『やらせ』ではないのかとも思ってしまいますね。
この一件で水戸市のイメージが悪化してしまったようです。
いかがでしたか?
水曜日のダウンタウンは攻めた笑いの取り方が人気でもあるのですが、行き過ぎた企画内容と編集により、迷惑をこうむっている人が出てしまっているようですね。
番組の特質上多少は仕方ないのかもしれませんが、あまりに酷いと視聴者も引いてしまい笑いも起きないですし本末転倒ですよね。
ダウンタウンのイメージまでも低下してしまうかもしれません。
今回紹介した以外にも小さな問題や炎上をたくさん起こしている水曜日のダウンタウンですが、方向性を改めないと本当にいつか打ち切りということもあるかもしれないですね。
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