出典: conshare.net
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8年前の話
当時
俺:22歳 現場系ピザ フツメン
元嫁:25歳 顔美形 元水女
結婚前はバーテンしていた俺
①元嫁が自分の店終わる
②俺の店来る
③俺と仲良くなる
④付き合った
⑤結婚
結婚をきっかけにバーテンを辞め現場会社に就職 。
この時点で元嫁借金が40万円ほどあった
嫁の借金は俺の借金だと意味不明な脳内変換(若気の至りだ)
昼→現場作業
夜→出前レストランの出前バイト
以上の二足わらじで頑張り、入籍。
結婚後も二足のわらじの生活を続けていると
嫁「貴方が頑張って働いたお金で生活させていただいてありがとう」
俺「嫁に楽させるのが男の甲斐性じゃい!!」
嫁「私の借金の分まで頑張ってくれるなんて、
こんな人とめぐり合えたのは奇跡よ」
俺「嫁の幸せが俺の幸せじゃい!!」
あの頃の俺を殺したい...
俺、朝7時に起きて現場行く
元嫁寝てる
嫁「私小さい頃から血圧低くて朝ダメなの・・・」
俺「無理すんな、できる範囲でOK」
俺前日に財布に入った千円で昼飯タイム
嫁「お昼ごはんのお釣りは返してね、細かいお金も大切にしなきゃ」
俺「しっかりした嫁だな、これからも管理頼むぞ」
結婚前は
10回会って2.5回くらいの割合
嫁「昔の彼に無理矢理された事あって、あまり積極的になれなくてごめんね」
俺「無理すんな、ゆっくり慣れていこう。強制はしないよ」
嫁「結婚したら、気持ちも落ちつくと思う。子供いっぱい欲しいしね」
結婚後
30日で0・5回くらいの割合
嫁「やっぱりもう少し時間がかかりそうかも。ごめんね」
俺「無理すんな、ゆっくり慣れていこう。強制はしないよ」
新婚早々独りレスへ突入
そんなこんなで約1年半
2足わらじと夜のお預けが続き、さすがに俺が弱ってきた
そんなある日
現場が昼過ぎにトラブルを起こし、作業続行不能に
本来なら定時まで待機して施工主の事務所に顔出して帰るのだが
施工主が現場の思ってもみない進み具合を見て感激し、このまま
帰って半休していただいてけっこうとのありがたい言葉
帰宅してみると嫁おらず
まぁ買い物でも行ってるんだろうと思い、
また前日のバイトの疲れもあって
眠気が一気に来たので寝ようとベッドへ
その時フラッとよろめいて収納棚を倒す
えらいこっちゃとかたづける
見慣れない封筒が…
中見てみる と…
出典: www.any-one.jp
●●様
金45万円
○○ハイツ契約諸費用として
確かに領収いたしました
○○不動産
日にちは半年前の領収書
予想外のイレギュラーに
タバコに火をつけ一服
何これ?何かおかしいぞ?
もしかして、漏れ浮気されてる?
部屋を探すと
手帳には
ハートマークついてます 週4回くらい
手紙
なんかメルティーな言葉がびっしり
下着
なんかきわどいのばっかり
数々の証拠の品をテーブルに並べ、しばし呆然
いまでも悔やまれるのがこの後の行動だ
嫁「あれ、早かったのね。このあとバイトでしょ?」
俺「いや、バイトは今日は休む事にした。」
嫁「え?先月雨多くてお給料ちょっと少なかったから頑張ってもらわないと・・・」
俺「頑張るのはテーブルの上の物を説明してもらってからにする」
嫁「!!!!!!」
俺「いったいどういう事だ?」
嫁「離婚して」
俺「いきなり!?」
いきなり離婚を切り出された俺
なんとか落ち着きを取り戻し
俺「いきなり何言ってんの?まず説明してよ」
嫁「離婚して」
俺「そりゃお前が浮気してんのなら離婚するけどさ」
嫁「離婚して」
俺「あの領収書とか・・・」
嫁「離婚して」
俺「話しないとわから・・・」
嫁「離婚してよーーーーーーーーーーーー!!!!!」
何を言っても「離婚して」しか言わない嫁
俺もいいかげん頭にきた
俺「わかった・・・」
嫁「離婚してくれるの・・・?」
俺「とりあえずその方向で」
嫁「そっか・・・」
俺「とりあえずオレ家出るわ」
嫁「うん・・・」
俺「オレお金持ってないから、今までの貯金半分ちょうだい」
嫁「断る」
俺「は?何言ってんの?」
嫁「もうお金ないもん」
俺「現在の家の総資産は?」
嫁「3万円」
結婚してからバイト代含めて60万円稼いで
こづかい月1万しかもらってない
昼飯のお釣りまで返してたのに?
さすがに全身の力が抜けた
気がつくとベッドの中
嫁洗濯中
嫁「起きた?」
俺「うん」
嫁「で、どうすんの?」
俺「何が?」
嫁「いつ出てくの?」
夢かと思ったけど、現実でした
俺「とりあえず離婚するにしても、お前のご両親に話さなきゃ」
嫁「今日見た事は言わないで」
俺「は?」
嫁「浮気はしてないけど、心配かけるじゃん」
俺「じゃぁ、お金の件は話すからな」
嫁「それも言わないで」
離婚する旨を伝えに行くのに離婚理由が...
しかしこの嫁、どうやって報告に行けと言うんだ
とりあえず車中泊して翌日嫁ご両親宅へ
なぜか嫁ついてくる
嫁父「やあやあ、よく来たね」
嫁母「いつもお仕事お疲れ様!」
ご両親超笑顔
ちなみに嫁とご両親の関係だが、嫁母が実母
嫁父は再婚なので血縁はない
言いづらい事この上ない状況での報告タイムスタート
俺「実は離婚することになりました」
嫁父「・・・・」
嫁母「・・・・」
嫁母「なななな、なんで!娘が何かしたんですか!」
嫁母「悪いとこは直させますから!てか何で!!!!!!」
俺「性格の不一致でして・・・・」
嫁父「・・・・」
嫁母「そんな事言わないで!どうかどうか!!!」
嫁母土下座
俺涙目
そこへ嫁まさかの
嫁「この人仕事ばっかりでかまってくれないの!!!!」
俺、これにプッツンきました
これをきっかけに
結婚前の借金の事
その為にバイトしてまで収入増やした事
結果完済したが、貯金するためバイトは続けた事
こづかい1万でも貯金の為に我慢した事
家事が驚くほどずさんだった事
レスだった事
不動産屋の領収書その他の事
ぜーんぶぶちまけた
お義母さん、ひっくり返って気絶しちゃった
お義父さん固まってた
嫁号泣してた
俺、救急車呼んだ
ペットの猫が救急隊員来た時玄関から逃げ出した
出典: rikonjyouhou.com
お義母さん搬送先の病院で自殺未遂
その後回復するも、俺の姿を見る度に土下座しちゃう
もう見てられないの
お義父さんと別室に移動
お義父さん、血縁がなかった
嫁父「今回はすまなかった」
俺「僕は大丈夫ですが、お義母さんが心配です」
嫁父「余計な心配までさせて申し訳ない」
俺「実はひとう提案があるんですが・・・」
もうね、お義母さんこれ以上苦しめたくない
いままで仲良くさせてもらったし、本当にいい人だったから
そこで、俺がもう二度と会わなければいいのでは?と考えて
完全に関係を絶つ事を伝えた
お義母さん、俺に対してかなりのお金払おうとしてたみたい
パートに出て分割にしてでも
でもあの顔見て受け取る事できないよ
お義父さんは・・・
ぜんぜん関係ないもんね
だってお義母さんと結婚した時もう娘は家出て一人暮らしだったから
育ててないもんね
あなた方からは、何も受け取れませんよ
結局そのままお義母さんには会わずに病院を出た
そのままケータイ変えた
嫁、お義母さんの命に別状ないって知ったら消えた
俺、荷物まとめて(服しかないが)
鍵ポストに放り込んで街を去った
親方に頼んで別の現場紹介してもらった
バイトも辞めた
お金なくなった
次の日役所行ったら離婚届出されてた
当時有責離婚に対しての知識なんて皆無でな
ほんと悔やまれる
結局嫁が消えたため真相は闇の中だが、間違いなくクロだろう
今頃は最低な生活を送っていて欲しいものだ
あれ以来、嫁や嫁両親とは一度も会ってないんだ
だからどうなってるのかはわからない
去年再婚して、ある日の事
久しく連絡を取っていなかった古い友人から電話
古友「よう、久しぶりだな」
俺「お前か!連絡ないから死んだかと・・・」
古友「殺すなw 実はな、会ったんだよ」
俺「彼女のご両親か?お前もいよいよ結婚か」
古友「違うわw お前の元嫁の○○ちゃんだよ!」
古友曰く
・先日会社の絡みでたまに行く場末のスナックに行く
・そこのチーママに今日入ったばかりの新しい子だと紹介される
・元嫁があらわれた!
そこでお互いびっくり仰天したとのこと
・その日は会社関係の人間がいたため、終始仕事の話で解散
・帰り際に電話番号を渡されたため、後日古友電話
そして何故か漏れの連絡先をしきりに聞き出そうとしていたらしい
古友「以上が内容だが、どうする?」
俺「どうするって、お前まさか・・・」
古友「お前の連絡先は教えてないが、一度話してみたらどうだ?」
俺「だが断る」
いまさら何を話すんだよ・・・
古友「今はもう昔のお前ではあるまい」
俺「どういう事だ?」
古友「一矢報いたくはないのかね?」
一矢報いるはともかく、真相は知りたいかも・・・
そして連絡先を教える事を承諾
翌日ソッコーでかかってくる
元嫁「久しぶり・・・」
俺「・・・・ああ」
元嫁「会って話せないかな・・・」
俺「は?」
場所はどういうわけか元嫁の家
電話で場所を聞き足を踏み入れる
ちょっと古めの1DK
元嫁「あれから元気だった?」
俺「おかげさんでね、いろいろ大変でしたよ」
元嫁「そっか・・・」
俺「あの時の本当の事教えてくれないか・・・」
元嫁「本当の事って?」
俺「お金は何に使ったかとか、あの領収書の件とか・・・」
元嫁「話してもいいんだけど、話したらお願い聞いてくれる?」
んで、お願いを聞いてやる事を承諾
まだお願いとは何なのか知らされていないんですけど・・・
すると元嫁の口から出る言葉は
・浮気はしていない
・マンションは貴方をびっくりさせようと黙って契約した
・日記は私のではなく、友人の物
・その他もろもろ・・・
元嫁「で、以上が本当の話です」
俺「ふーん」
元嫁「話したからお願い聞いてくれるよね」
俺「てかお願いって何よ?」
元嫁「お願い、50万いや30万でいいから!」
俺「てかお前、そんなお金どうすんのよ」
元嫁「今週中に払わないと、私風呂屋に行かなくちゃいけなくなるの」
俺「フーン」
てかお前まだ風呂屋に行ってなかったの?
元嫁「仮にも元女房が風呂屋に落ちるっていうのよ?」
俺「ヘェー」
元嫁「私がそんな事になってもいいの?」
俺「いいんじゃね?」
元嫁「・・・・・」
ここでひとつ名案が浮かぶ
俺「どこからお金借りてんの?」
元嫁「●●っていうヤミキン・・・」
俺「知り合いに弁護士いるからなんとかなるかもよ?
元嫁「えっ・・・!!!!1」
そして闇金の電話番号を聞きだした
俺「そしたら知り合いの弁護士さんに聞いてみるわ」
元嫁「あ、あと・・・あの・・・」
俺「まだ何かあんの?」
元嫁「3万貸して」
丁重にお断りをすると突然キレる元嫁
・あんたのせいで実家を追われた
・あんたのせいであの後生活が大変だった
・あんたのせいで借金まみれになった
・あんたのせいであんたのせいで
もうね、嘘の真実聞かされてたあたりから
目の前にいるこの女が人じゃない何かに見えてきたのね
もう何の遠慮もいらないよね
俺、財布からなけなしの2万を取り出す
俺「これしか今持ち合わせないけど、これでいい?」
元嫁「うん・・・なんとか・・・」
俺「じゃぁ、追って弁護士さんから連絡あると思うし」
元嫁「ありがとう・・・」
俺「知らない番号からの電話だけどちゃんと出ろよ?」
元嫁「うん・・・」
元嫁の家を出て、さっそくケータイ着信拒否
その2万は漏れが昔の漏れだと再確認させるための金だぜ?
漏れが電話したところ?
弁護士さんな訳ないでしょ
ヤミキンさんに電話してやりました
元嫁の現住所と電話番号を教えてあげると、大変喜んでおられました
教える事と引き換えに、その後どうしたかを必ず連絡するように
という条件も快く飲んでくれました
闇金さんが着信拒否にされているという事なので、別ケータイから最初は
弁護士のフリしてコンタクトをとるようにとの打ち合わせも完了しました
ちなみに借金の額面は50万だってさ
十日で3割なんだってさ
1ヶ月前から連絡取れなかったんだってさ
闇金でそれだけいってるって事は
他からもそうとうつまんでるよね
3日後、連絡がありキッチリとカタに嵌ったとの事
某熟女系のサロンで働いてもらうことになったと電話があった
お礼がしたいと言われたが、丁重に断った
お礼をしてくれる気持ちがあるのなら、
俺の電話番号を削除して くれと言った
快く承諾してくれた
以上がつい先日起こった後日談だ
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