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さくらねこTNRって知ってる?年間13万匹処分されている猫ちゃんを助けるために…

2018/04/21 UPDATE
 
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H26年だけで年間90000頭の猫が行政に殺処分されています

猫や犬というのは思った以上に繁殖力の高い動物です。

例えば1匹の母猫から出産される子猫は6匹です。

その子猫から出産される子猫がさらに6匹ずつ出産します。

そうすると、1年後には50~70匹ほどが生まれると言われています。

不妊治療をしないと1年で50匹生まれてくる猫を見なければいけなくなるのです。

それを知らないで対策等をとらないままでいると、

最終的に保護センターに持ち込まれることとなるのです。

そういった猫たちは年間で90000匹になります。

1日当たり100匹以上が命を奪われているのです。

どう対策を取ればいいの?

殺処分される猫たちのほとんどが、責任を取らない飼い主の飼い猫でした。

そういった猫たちが野良猫となり、

去勢手術や避妊対策をしていないために、数が増えてしまうのです。

そんな不幸な猫たちを生み出さないために、

「さくらねこTNR」という活動が行われています。

さくらねこTNRって?

さくらねこTNRは

Trap/捕獲

Neuter/不妊去勢手術を行い

Return/元の場所に戻す

の略称です。

その際、目印として猫の耳先を桜の花びらのようにV字カットします。

これにより地域の保全を行うことを目的としています。

耳を切るのに痛みは伴わないの?

耳を切るのは、麻酔が効いている間なので、痛くはないです。

あと出欠もほとんどなく、さらに動物は人よりも痛みに鈍感なので、

問題はないそうです。

猫が多いと、発情期の鳴き声や、糞尿などが町中に溢れます。

このさくらねこTNRは人と猫が共生するための方法なのです。

結果として……

平成16年度から24年度までに手術を受けた猫は6200匹。環境省によると、この期間で猫の殺処分数は23万匹から半数近くの13万匹(平成23年度)に減少しました。

きちんと効果が出ていますね!

しかし彼らは子孫を残すことができず、一世一代の命です。

それを忘れず、大事にしてげることが大事です。


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