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小さな子供というのは、ちょっと目を離した隙にあちこちへ行ってしまい、保護者としてはうかうかとしていられないものです。
のどかで車通りも少ないような地域であればまだいいですが、交通量が多く人通りも多いような地域なら、車に轢かれたり誰かにさらわれたりといった危険性もあります。
その反面、ひとり歩きをしている子供にも声を掛けにくいのが現代社会です。
下手をすると通報され、不審者として扱われてしまう可能性があります。
そんな中で、気になった子供に声掛けをするのは勇気のある行為ともいえるでしょう。
今回ご紹介するのは、そんなエピソードです。
アメリカの中西部、北側に位置するウイスコンシン州。
五大湖であるミシガン湖、そしてスペリオル湖に東側と北側を接する州です。
そこで路上バスの運転手を営むティファニーさんは、ある日バスを運転していて、ふと妙なものに気づきました。
それは、道路をひとりでてくてくと歩く、小さい女の子。
日常生活においてはそこまでおかしい光景ではありません。
小さい子だって散歩くらいするでしょう。
けれども、何かがティファニーさんの直感に訴えかけたのかも知れません。
ティファニーさんはバスを路肩へと停めました。
そして女の子を車内へと招き入れ、座席に座らせます。
女の子を安心させるように横へ座り、どうしたのかを聴き取るティファニーさん。
これにより、女の子が迷子であることがわかったのです。
ティファニーさんは速やかに警察へと連絡しました。
こうして、その小さな女の子は無事に家へと帰ることができたのです。
以下は、その一部始終です。
今どき、ひとりでいる女の子など見過ごしてしまいがちです。
しかしティファニーさんは、その子の挙動に気づいて、助けてあげたのです。
このように困っている誰かに手を差し伸べられる世の中であってほしいですね。
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