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オウム真理教 後継団体アレフの実態が酷い。洗脳に違法な勧誘…

オウム真理教が破産した後継団体のアレフの実態が酷いと話題になっています。その異常な崇拝のせいで麻原彰晃の死刑執行が出来ない程とも言われています。詳しく調べてみました。
2018/07/15 UPDATE
 
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オウム真理教 後継団体アレフの実態が酷い。洗脳に詐欺勧誘…

松本サリン事件・地下鉄サリン事件などで無抵抗な一般人に対して世界で初めてのバイオテロを引き起こした、凶悪な宗教団体オウム真理教の名を知っている方は多いのではないかと思います。


オウム真理教の教祖である麻原彰晃(本名: 松本 智津夫)が逮捕されて教団の活動は終了したかと思いきや、現在も名前を変えて活動しているようです。


詳しく調べてみました。

オウム真理教のその後

オウム真理教が破産した後、後継団体として大きくアレフ(Aleph)と光の輪という2つの団体に分かれたようです。


それぞれを見ていきましょう。


Alephとは?
アレフは2000年2月4日にオウム真理教からアレフと改称して発足し、2003年2月にアーレフに改称、さらに、2008年5月にはAlephに改称しましたが、日本では宗教法人として認証をされていないません。


”事実上オウム真理教と中身の変わらない団体”と国から判断され、現在も公安調査庁の監視対象になっている。
出典:
ひかりの輪とは?
2007年5月にオウム真理教(アーレフに改称)を脱会した、元オウム真理教幹部の上祐史浩前代表らが設立した新宗教団体です。

以前のような特定の個人や神を崇拝するのではなく、個人のなかにある神聖な意識を成長させること教団の基本理念としています。

出典: kotobank.jp

ひかりの輪は、以前アレフと動揺に麻原彰晃を崇拝していると、実質オウム真理教と変わっていないと公安調査庁より判断され、観察処分されていました。


しかし、後の裁判で観察処分を取り消されています。


麻原彰晃が逮捕された後も名前を変え、活動している両団体ですがこの2つはどう違うのでしょうか。


調べてみました。

ひかりの輪
前にも述べましたが、ひかりの輪は、特定の教祖・神を信じる「宗教」ではなく、宗教を越えた、新しい智恵の学びの場です。宗教学習センターのようなもので、入会しなくても学べる、新しいタイプの宗教の学びの場を提供しています。

また、ひかりの輪は、麻原・オウム信仰を脱却し、事件を謝罪して、被害者団体と賠償契約を正式に締結し、定期的な経済報告をしつつ、その実行に努めています。

さらに、松本サリン事件の被害者の河野義行氏らを招いて外部監査委員会を設置し、活動を定期的に報告し、その監査・指導・助言を受け、広報活動を含め、外部社会との融和に努めています。なお、河野さんを含めた、一部の被害者やご親族の方々と交流しています。

団体の思想や活動のお知らせは、こうした団体のHPや、ネットで所属と実名を明かした指導員が行っており、アレフに関して問題視されている覆面布教は行っていません。

総資産も1700万円程度と小規模で(アレフの30分の1ほど)、総資産の6分の1以上の賠償金(最低300万円以上)を毎年支払っています。
出典: www.joyus.jp

ひかりの輪はオウム信仰を脱却した上で、事件について謝罪をし、被害者への賠償金を毎年支払っているようです。


また、布教活動についても以前のような悪質な勧誘活動ではなく、適正に行うように努めているようですね。


オウム真理教を悪とし、その償いの為、また同じ過ちを繰り返さない為に活動していることが分りますね。


地下鉄サリン事件は1部の上層部のみによっての犯行だと言われていますが、そうであっても賠償金を20年以上たって今もなお支払っていることや、公安調査庁からの観察処分を取り消されたことからも安全な宗教団体になっていることがうかがえます。


では、もう1つの後継団体であるアレフはどうなのでしょうか?


実は、Alephは麻原彰晃逮捕後も依然と変わらないような体制のままで、詐欺まがいの勧誘活動を行うなど被害者が多数でており、摘発・起訴されたことが過去に何度もあるようです。

アレフの悪質な勧誘方法

昨年にはアレフと関係のない勉強会を装って違法な勧誘をしたとして、30代の男性信者が書類送検されました。


その後、家宅捜索が行われると麻原彰晃の教えを記した冊子や勧誘マニュアルなどが出てきました。


そのマニュアル本の中には勧誘の際にアレフの名前を隠すなど悪質な勧誘方法が記されていました。

 「スピリチュアル、心といった書き込みをヒントに」「相手のプロフィルを絡めてメールを送り、まずは相手を肯定する」。マニュアルにはSNSでの相手探し、やりとりのポイントや、定型文が並ぶ。警察官や自衛官は避け、50代以上は優先順位が低いとも書かれていた。今回の事件でも、勧誘された20代女性との最初の接点はSNSだった。

 道警によると、勧誘の際にはアレフの名を伏せたままやりとりを続け、仏教関係の勉強会やヨガ教室などを装って施設に誘う。徐々に教えを説き、1995年の地下鉄サリン事件を「国の陰謀だ」などとしてオウムの関与を否定。最後に教団名を明かして入信を勧めるという。
出典: mainichi.jp


地下鉄サリン事件は国の陰謀などと吹き込むなんて、まるで反省していませんね。


一部では麻原彰晃の洗脳が解けていないせいだとの意見もあるようですが、、、


さらに、アレフの被害者や被害者遺族への対応も酷いようです。

Alephの被害者・被害者遺族への対応

ひかりの輪では、毎年被害者への賠償金を支払っているのにもかかわらず、Alephは潤沢な資金があるのにもかかわらず、被害者団体と賠償契約を締結することは拒絶しています。


賠償契約を結ぶ=麻原・教団が事件に関与したことを認めたことになるからというのが理由だそうです。


しかし、教団が潰れる事を恐れ、寄付なら麻原・教団の事件関与を認めたことにならないとし、少額ですが寄付はしているようです。


このような現状を打破するために、オウム真理教による被害者を支援する「オウム真理教犯罪被害者支援機構」がアレフに未払い賠償金10億5千万円の支払いを求める訴訟を東京地裁に起こしました。

教団は平成8年に破産。被害者らが計約38億円の債権を届け出た。破産管財人は教団の財産を処分するなどして配当し、21年の破産手続き終了時に残った約22億円の債権を機構に譲渡した。訴状などによると、昨年11月までにアレフが被害者側に支払ったのは約3億5千万円。オウム被害者救済法に基づく国からの給付金約8億円が充当されたものの、10億円余りが未払いとなっている。公安調査庁によると、昨年10月末時点でアレフが保有する現金や預貯金などは約10億円とされ、機構は「支払い可能だ」としている。

 機構は24年、アレフに支払いを求める調停を東京簡裁に申し立てた。簡裁は今年1月、アレフの支払い義務を認め、毎年1億円ずつ払うよう決定したが、アレフが異議を申し立て、成立しなかった。

たくさんの被害者を出したのにもかかわらず賠償金を支払わないなど許せないですよね。


このようにアレフでは今もなお、オウム真理教の体制が受け継がれている可能性が高いです。


また、先日麻原彰晃死刑囚が東京拘置所から他の拘置所への移送を始めたことによって死刑執行日が近いのではと噂されていますが、死刑執行後にアレフの暴動が起こるのではないかとの懸念もされているようです。

麻原彰晃の死刑執行後に懸念される暴動とは?

アレフは今もなお、誕生日には写真を飾って祝う、麻原彰晃のいた東京拘置所の周りを歩く修行をするなど麻原彰晃へ盲信している様子が伺えます。


また、2016年にはアレフに入信している子供たちに「真理かるた」と呼ばれるカルタを使わせていることが明らかになり話題となりました。

子供たちが可哀想ですね。


このように洗脳されているのでしょうか?


このように、今もなお麻原彰晃を崇拝している信者が約1500人もいると言われており、麻原彰晃の死刑が執行されることにより、信者に遺体や遺灰が神聖視されることにより暴動が起きる事が懸念されているようです。


具体的には後追いで自殺することや、テロなどですね…。


20年前でさえ化学兵器を作り出す事が出来た集団が、今の時代に同じような事件を起こすと考えるだけで恐ろしいですよね。


被害者の気持ちや、麻原彰晃のやってきたことを考えると早く刑を執行して欲しいと思いますが、このような理由があり、なかなか執行できないようです。


しかも、このような現状を信者たちんは自分たちの帰依が麻原の死刑を遅らせているとまで思っているようです。

まとめ


オウム真理教の後継団体についてご紹介しましたが、いかがでしょうか。


ひかりの輪は過去の反省をし、罪を償う姿勢でいるのに対してアレフは現在も麻原彰晃を盲信しているようですね。


麻原彰晃の死刑執行は平成中ではないかと言われており、今年か来年には執行されるとも言われています。


アレフの今後の動きが気になりますね。

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