ボクシングのダブル世界戦が1日、
東京・両国国技館であり、
世界ボクシング評議会(WBC)
バンタム級1位の山中慎介は、
前日計量で上限超過して
同級王座を剝奪された
ルイス・ネリ(メキシコ)に
2回1分3秒TKO負けした。
ボクシングのダブル世界戦が1日、
東京・両国国技館であり、
世界ボクシング評議会(WBC)
バンタム級1位の山中慎介は、
前日計量で上限超過して
同級王座を剝奪された
ルイス・ネリ(メキシコ)に
2回1分3秒TKO負けした。
出典: www.hochi.co.jp
昨年8月にプロ初黒星を喫した
相手に再び敗れた。国際ボクシング連盟
スーパーバンタム級王者の岩佐亮佑は
同級13位のエルネスト・サウロンを
3―0の判定で下し、初防衛に成功した。
世界ボクシング評議会
バンタム級タイトル戦で
敗れた山中慎介は
試合後、引退を表明した。
出典: amd.c.yimg.jp
午後1時から始まった計量。
王者・ネリが先に計量台に上がった。
30秒を過ぎても結果が出ない。
不穏な空気が漂った。
コールされたのは55・8キロで
2・3キロも超過。
対面にいた山中は周りにも
聞こえるような声を出し、
ネリをにらみつけた。
許せない。
直後、自身が台に乗る時には
目が潤んでいた。
53・3キロで一発パス。
カメラに向かいポーズをとると、
表情は崩れ始めた。
フードを目深に被った
ネリに視線を送る。
手で口を覆いながら
涙を流し、控室に入った。
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そもそもクリアする気がなかったとも
取られかねない2キロ以上の大幅超過。
2時間の猶予が与えられ、
午後3時2分に再計量に
臨んだネリだったが、
1キロ減にとどまり
54・8キロで1・3キロオーバー。
この瞬間に王座剥奪。
試合は山中が勝てば新王者、
ネリが勝つか引き分ければ
空位のままとなることが決まった。
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