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炭酸泉に露天風呂もあり!今、中目黒の老舗銭湯【光明泉】が超人気!!

2018/03/07 UPDATE
 
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温泉通美人女性記者が体験入浴!!

華やかでお洒落な東京の雰囲気を心ゆくまで実感出来る街、中目黒。

テレビ番組や情報誌、ガイドブックにもよく登場するレストランやカフェ、アパレルショップが目立つこの一角に、まるで温泉旅館さながらの名銭湯があるのをご存知でしょうか?

その名銭湯とは『光明泉(こうめいせん)』。

1973(昭和48)年の創業以来、親子3代で継承する老舗温泉です。

名称が記された縦長の赤い看板が目印。

この度『しらべぇ編集部』No.1の温泉通で、「温泉ソムリエ」の資格まで持っている大木亜希子記者が、その評判を聞きつけて早速現地へ!!

もちろん実際に入浴してその魅力を確かめてみました。

思う存分、楽しみ癒されましたよ!!!

『鯉ロッカー』にドライヤーに激安アメニティに『青汁ゼリー』まで…

暖簾をくぐれば、まずは広々とした脱衣所が現れます。

何と鯉(コイ)がデザインされた、コインロッカーならぬ『コイロッカー』が…。

清潔感あふれる本格的ドライヤーが…。

アメニティグッズはほとんどが激安価格で販売しています。

「急に来たくなった」「前を通りかかってどんな所か入って来ちゃった」という人が手ぶらで来ても安心。

保湿ローションや、少しセレブな感じのヘアトリートメントも、ちょうど1回使用分でセットされていたりと、あちこちにサービス精神が窺えます。

さらには女性の美肌と健康のための『青汁ゼリー』まで用意してあって、大木記者はただ感心…。

そして…都会の中のオアシスとも呼べるお風呂の数々が待っています。

(ここで改ページします)

まず最初は、泡がシュワッの『炭酸泉』

浴室内の天井や壁は、白やブラウンを基調とした清潔で温かみのある雰囲気。

『炭酸泉』『人工ラジウム泉』『露天風呂』の3種類が用意されています。

まずは、国内でも数少なく滅多にお目にかかれない『炭酸泉』に入浴してみましょう。

水温は38℃前後とやや低めに設定してありますが、ポコポコジュワッという感じで湧き出る『炭酸ガス』の気泡が身体中にまとわりついて保温効果を発揮するので、ぬるいと感じることはありません。

世界からも評価された日本の名泉を再現

ここ光明泉では、『日本一の炭酸泉』『世界屈指の炭酸泉』と評される大分県竹田市の『長湯温泉』を参考に、高濃度炭酸泉を人工的に造設再現しています。

美肌効果が期待できることから、特に女性の方に人気のセレブで少々贅沢な泉質、炭酸飲料を連想させるので別名「ラムネ湯」とも呼ばれています。

スムーズな血流促進効果があり、美肌効能はもちろん神経痛や筋肉痛、冷え性の緩和も期待できるでしょう。

日頃の疲れがとれる『人工ラジウム泉』

次はおとなりの『人工ラジウム泉』に入ってみましょう。

水温は41℃と、炭酸泉に比べてやや高め。

ラジウムやラドンを含む温泉も全国各地に名泉があり、関節痛や神経痛、悪性腫瘍の阻止に効用があるなどとして治療やリハビリに使われています。

ここも『ボコボコジュワッ』という感じで、見るからに疲労回復にも効能がありそうですね。

冷えた冬の体にお湯の温かさが、じっくりじんわりボコボコと…。

都会の真ん中の豪華露天風呂は1週間交代制

『炭酸泉』『人工ラジウム泉』と来たら、いよいよ3階テラスにある露天風呂へ向かいましょう。

ここはフロア全面が香り豊かな木材に囲まれた、まさに訪れた人のみが味わえる空間でしょう。

この露天風呂は毎週金曜日に男女が入れ替わり、1週間は男性用、次の1週間は女性用というルールになっているので、事前にホームページ等での確認が必要です。

そのために露天風呂へは、片側の浴室からでないと行けない一方通行になっています。

天井からはやわらかく差し込む自然光…

ここが東京の中心であることを忘れてしまいそうです。

それにしても亜希子記者、気分は天国ですね。

うらやましい!!!

亡き父の後を継いだ3代目オーナー

光明泉3代目オーナーを務める幸田日出一さんは現在51歳。

20代前半の時に2代目オーナーである父親の遺志を尊重し、それまでの飲食業を辞めて老舗銭湯を受け継いだのです。

「祖父の代から銭湯経営をしていたこともあり、小さい頃から祖父の所へ遊びに行けばそこには番台がありました。そういう環境で育って来たのでもともと深い馴染みはあったのですが、実際に働いてみると分からないことだらけの仕事。しばらくは入院中の親父からアドバイスを受け、メモを取りながら試行錯誤しながらの毎日でした。」

楽しみ癒されリラックス…それがオーナーの想い

「以前までは親父が歩んで来た道をただ進まなくてはと、ひたすらにがむしゃらに働いていましたが、最近ようやく『こういう銭湯を作りたい』という自分の理想ができるようになりました。そこで思い切って大規模にリニューアルしたところ、若いお客さんが増えて、友達同士や恋人同士でも大勢来て頂けるようになったんです。」

「炭酸泉や露天風呂を取り入れたのは、光明泉がただきれいな銭湯であるだけでなく、都会の人々にほんの一時でも心からリラックスして頂きたいと考えたからです。でも同じことばかり続けていてはやがて飽きられてしまう、今後も積極的に新しい試みに挑戦していきたいですね。」

半世紀親子3代にわたって受け継がれてきた老舗銭湯は、時代に沿った新しい形を大切にして、いつでも中目黒で皆様をお待ちしています。

光明泉に限らず東京都の銭湯入浴料金は「大人(12歳以上)460円、中人(6歳以上12歳未満)180円、小人(6歳未満)80円」500円未満の手頃な値段で最高にリラックスできる大都会の名銭湯。

また東京に新たな名所が誕生です。

【光明泉へのアクセス、営業時間】

東急東横線または東京メトロ日比谷線「中目黒駅」から徒歩3分。

恵比寿方面へ高架線沿いに進み目黒川を越えて左折、白い3階建てのビル。

不定休。

営業時間15時00分~25時00分(最終受付は24時30分)。

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