学校で起きる「いじめ問題」は解決が難しく、自殺など最悪の結果を生むこともあります。
福岡県で起こった小学生同士の「いじめ問題」が、訴訟に発展し、話題となっています。
小学校の女子児童同士が複数の同級生からいじめを受けたとして、町や加害者児童の両親らを相手に、損害賠償を求める訴訟を福岡地裁に起こしました。
あまりにもひどい「いじめ」の事実や、被害者児童の両親が訴訟を起こしたことなどが報道され、大きな反響を呼びました。
学校で起きる「いじめ問題」は解決が難しく、自殺など最悪の結果を生むこともあります。
福岡県で起こった小学生同士の「いじめ問題」が、訴訟に発展し、話題となっています。
小学校の女子児童同士が複数の同級生からいじめを受けたとして、町や加害者児童の両親らを相手に、損害賠償を求める訴訟を福岡地裁に起こしました。
あまりにもひどい「いじめ」の事実や、被害者児童の両親が訴訟を起こしたことなどが報道され、大きな反響を呼びました。
福岡県粕屋郡にある町立小学校で、女子児童が「複数の同級生から無理矢理服や下着を脱がされるいじめを受けた」と、福岡地裁に訴訟を起こしました。
訴訟は町や加害者女子児童の両親らを相手に、550万円の損害賠償を求めるというもの。
昨年の2月16日、授業中に騒いだ女子児童らを、担任の女性教諭が廊下に出るよう指導。
外へ出た女子児童たちは廊下でくすぐり合いを始め、倒れた原告の女子児童の両手両足を相手側の女子児童たちがつかみ、ズボンを下ろそうとしました。
原告の女子児童は抵抗しましたが、ズボンと下着、上着まで脱がされてしまったそうです。
その時は、隣のクラスの担任教諭がやめさせ、事態は収束しました。
しかし、一年ほど前から原告の女子児童はいじめを受けていたと主張しているそうです。
靴の片方を隠されたり、無理やり数人に押さえられズボンを脱がされるといったいじめを受けていたと言っています。
他にも、図工用のニスを後ろから大量にかけられたこともあったそう。
原告の女子児童は2月の事案以降、しばらくの間学校を休みましたが、新学期から登校を再開しました。
ところが「相手側の児童たちににらまれる」と、8月から再び不登校になっているそうです。
報道によれば、原告の女子児童はショックからの適応障害と診断も受けているようです。
被告側は「悪ふざけがエスカレートしただけ」と主張。
原告側の請求棄却を求めているそうです。
ネット上では、このいじめの内容に対し「酷すぎる」との声も上がりました。
・いじめというより犯罪と言っていい。
・悪質すぎる。同性同士の性犯罪。
・こんなこと、暴力以上に気分が悪い。
また、訴訟を起こすことに踏み切った原告側の決断にも大きな反響がありました。
・いじめを学校に相談されてもうやむやにされるだけ。通報でいいと思う。
・加害者側は悪ふざけですまそうとしているけど、事の重大さを親も加害者も認識すべき。どんどん訴えていいと思う。
また被害にあった女子児童のメンタルを心配する声や、いじめは警察や弁護士に相談する方がいいのではという声もあがりました。
「いじめ」という呼び方が軽すぎるという論調も出始めている昨今、この裁判をどのように判断するのか、注目されるところです。
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